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二本松市東和地区の桜めぐり––長沢の桜,祭田の桜,愛蔵寺の護摩桜など【福島の桜2026】

東和祭田の桜


二本松市は福島と郡山の間にあって目立たないけど,いろいろ面白いところです。安達太良山も近いしね。

桜もすごい。特に山間部の旧東和地区,旧岩代地区には味わい深い桜がひしめいています。

今回は旧東和町にある長沢の桜,東和祭田の桜などを巡ってきました。どこも素晴らしかった!

長沢の桜

この日最初に訪ねたのは,長沢の桜。旧東和町の山の中に佇むエドヒガンです。早起きして向かったのですが,辿り着くまでが一苦労!細い道をクネクネと登っていき,そこからさらに細い道を降りて桜の近くにたどり着きます。

長沢の桜

長沢の桜

でもそうやってたどり着いた桜は,堂々たる体躯をした立派な姿でした。

ここに一軒の民家があるようで,桜の背後に広がる田んぼは,この家の方の所有なのかな?

ぶっとい幹

ぶっとい幹

樹齢400年。見てくださいよ,このぶっとい幹。途方もなく長い年月,山の中で人知れず佇んできたんですね。

往時,この場所は熊野神社の境内地であったと伝える。古くから農家の苗代作りの目安として「肥盛ザクラ」と呼ばれ,地元民に親しまれている

ふむふむ,こんな山里だけど,人々の暮らしは脈々と受けつがれてきたということなんでしょうかね。

山間部に立つ

山間部に立つ

見事な桜でしたが,アプローチがとても大変。もう一度行くかと聞かれたら…ちょっと躊躇するかも(汗)。

東和祭田の桜

続いて東和祭田の桜です。樹齢千年とも伝えられる巨木で,東和地区ではここを名所としてアピールしているようです。大きな駐車場も整備されて快適です。

祭田の桜

祭田の桜

その駐車場から見上げても圧倒的な巨木。樹齢1000年は伊達ではありませんね。

驚くべきことに,この桜が立っているのは,個人宅の庭なんです。開花期間中はそのお庭が開放されていて,桜を間近で眺めることができます。

樹齢千年

斜面に迫り出すように咲く

千年の時を生き抜いてきた風格。今も旺盛に花をつける生命力。なんという圧倒的な存在感!

たてでも一枚撮ってみましょうか。もうね,その尊さに言葉を失いそうです。

樹齢千年

樹齢千年

桜の近くに立つと,幹にはウロが目立つものの,まだまだエネルギッシュで力強いですね。こんな木には神性を感じて,御神木にしていくのは自然だよなああなんて思ったりします。

千年を生き抜いてきた幹

千年を生き抜いてきた幹

桜の向かい側は小高い斜面になっています,その斜面の上から撮ったのがこちら。祭田の桜が,遠目に見ても巨木であることがはっきりわかります。

向かいの斜面から見下ろす祭田の桜

向かいの斜面から見下ろす祭田の桜

また斜面に迫り出すように立っているのもわかりますね。ちょっと心配な立ち方ですが,これからも倒木などせずに,長い年月を見守っていって欲しいものです。

 

小田彦太郎桜

祭田の桜の駐車場近くに,「樹齢300年 小田彦太郎桜 200 m」という気になる看板が出ています。

実際に祭田の桜から向かいの山を見ると,整った立ち姿の桜が見えています。きっとあれですね。斜面には菜の花も植っていてきれいです。

祭田の桜から見た小田彦太郎桜

祭田の桜から見た小田彦太郎桜

春の日差しの元,この斜面を登っていきます。近くから見ても,こんなに端正な立ち姿です。

近くの民家の方が手入れされているんでしょうか,周りもきれいに整えられています。

端正な立ち姿

端正な立ち姿

「小田彦太郎」というのはこの桜の所有者だった方の名前でしょうか?ピコ太郎じゃないヨ。

小田八龍桜

祭り田の桜からほんの 1 km,車だとすぐのところに県道を見下ろす高台があって,そこに龍神様を祀った小さな神社があります。

この神社の裏手に立っているのが小田八龍桜。道路からだと見上げるような感じで見えてきます。

小田八龍桜

小田八龍桜

桜は二本あり,県道に近い方には,根元を囲むように小さな石塔が立っています。この木が神社の御神木であることがよくわかりますね。

根元には小さな石柱が立っています

根元には小さな石柱が立っています

ただ一つ心配なのは,県道に面した斜面で,桜の根が露出してしまっていることです。崩れたりしなければよいのですが…。

根が露出しているのがちょっと心配

根が露出しているのがちょっと心配

愛蔵寺の護摩桜

続いて山の方に入っていきます。お目当ては愛蔵寺の護摩桜。この木もすごい古木で,樹齢は800年。

愛蔵寺の護摩桜

愛蔵寺の護摩桜

「噴水が滴るようだ」と形容される枝のしだれ具合も見事ですが,この幹の威厳も相当なものです。あるところではねじれたような風合いがあり,またあるところには瘤があり。

古木の風格

古木の風格

春の日差しがあふれる境内でこんな桜を眺めていると,あらためて「福島の桜はすごいなあ」と思えてくるのです。

愛蔵寺山門

愛蔵寺山門

愛蔵寺の山門にも桜が枝垂れています。まるで花で満たされた異世界に通じているようです。

中島の地蔵桜

この日のラストは,中島の地蔵桜。「道の駅福島東和」でひと休みしてから向かいます。ここは3年前にもいったんですが,その時は夜の訪問だったので,あらためて明るい時に見たいと思いまして。

ここは地元の協力が進み,駐車場の整備やライトアップの実施などが行われています。この時も多くの人で賑わっていました。

中島の地蔵桜

中島の地蔵桜

この日は良い天気。弱い風があったけど,少しだけリフレクションもゲットできました (^◡^)。

ちなみに3年前に撮った夜のリフレクションはこちら。まるで極楽のような光景ですね。…って,極楽に行ったことはありませんが。

中島の地蔵桜・夜のリフレクション

中島の地蔵桜・夜のリフレクション

桜の根元には延命地蔵尊が祀られています。そんな桜の向こうには,残雪の安達太良連峰が輝いています。気持ちのいい風景ですなあ。

中島の地蔵桜と安達太良山

中島の地蔵桜と安達太良山

周りの田んぼには水が張られ,カエルの声に包まれてお花見することができます。のどかな時間を過ごすことができますよ。

 

おわりに

旧東和町の桜はどれも一騎当千の個性派揃い。見応えがある桜をめぐることができて幸せな気分になりました。

こんな桜がいたるところにひしめく福島。毎年すごいところだなあ,なんて思って歩いています。

福島桜めぐりの話,まだ続きます。

 

撮影 2026年4月9日

 

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