このブログが開設6周年を迎えました。続けられてエラいぞ,オレ…って毎年言ってますが (^ ^;)。
思えば6年前,ブログを始めたのは何となくでした。
あえて言えば,その頃仕事で福島に通い始めたので,いろんな風景を紹介できるかな?と思ったのがきっかけといえばきっかけかな。
そんなスタートだったので,のんびりしたペースで続けてきました。結果として,それで息切れせずに続けられているのかもしれません。
- 6年間で445記事書きました
- こんなことに気をつけて書いています
- この一年で変わったところ
- ブログのPVはどうなった?
- 収益
- よく読まれている記事
- 最近,何度かGoogleディスカバリーに取り上げられました
- おわりに
6年間で445記事書きました
この記事で,445本目のエントリーになります。
年ごとの投稿の数はこんな感じ
- 2019年 69記事
- 2020年 67記事
- 2021年 68記事
- 2022年 67記事
- 2023年 73記事
- 2024年 72記事
- 2025年 ここまで29記事
うん,コンスタントに書けていますね。ってまた自画自賛してみる (^ ^)。
ブログ1周年の時にこんなことを書きました…「書き溜めたものが,いつか自分の財産になっていけばいいなあ」。
拙い内容ではありますが,重ねてきた投稿は,確かに財産になってきていると思います。
いろんなところを訪ねた話や,そこで撮った写真,そしてそのときに感じたことなど…。どれも自分にとっての大切な記録です。
こんなことに気をつけて書いています
ブログ記事では,(内容はさておき)「読みやすい文章」を書くように心がけています。「上手い文章」ではなくて,「読みやすい文章」ね。
気をつけているポイントはいくつかあります。
一文を短くする
これは意識している人も多いかと思いますが,一つひとつの文を短くすることを心がけています。係り受けがこんがらからないようにってことですね。
目安としては「原則として,一つの文に読点は1回まで」。もし文を書いていって,読点が2回以上入ったら,その文を分割することを考えます。←この文に読点が2個入ってますが(汗)。
まあ「できる限り読点1個まで…だけど2個までなら許せんこともない。読点3個以上はなし」って感じかな。
読点がたくさん入ってる文章って,読んでいて文が流れていかないんですよね。
修飾節は,長いものから短いものへ
この原則はすごく単純なんですが,これを意識するだけで文章はてきめんに読みやすくなります。どういうことかというと…
(例1)毎週木曜日と金曜日に新幹線で福島に通う,ホヤとお酒を愛するイケメンの僕
この文が,もしこのように書かれていたらどうでしょう?
(例2)イケメンの,ホヤとお酒を愛する毎週木曜日と金曜日に新幹線で福島に通う僕
途端に読みにくくなりますよね。あるいは
(例3)ホヤとお酒を愛する,イケメンの毎週木曜日と金曜日に新幹線で福島に通う僕
これもなんだか変ですよね。
この文は,以下のような構造を持っています。
「僕」という言葉に,①「毎週木曜日と金曜日に新幹線で福島に通う」,②「ホヤとお酒を愛する」,③「イケメンの」という3つの修飾節がかかっているんですね。
この3つの修飾節を並べるとき,なぜ「例1」の順番にすると一番しっくりくるのか。そもそも修飾節はどういう順番で並べるべきなのか。
これね,学校では「より密接な関係のある修飾節を,被修飾語の近くに置く」みたいに習うかと思うんですが…。
そうじゃないんですよ。もっと単純なんです。「修飾節は,長いものから短いものへ順番に並べる」これだけなんです。
つまり一番長い「毎週木曜日と金曜日に新幹線で福島に通う」が最初,次に2番目に長い「ホヤとお酒を愛する」,そして一番短い「イケメンの」を「僕」に最も近いところに置く。これだけなんです。
僕がイケメンだから,「イケメンの」と「僕」をくっつけているわけではないんですよ。
「例2」や「例3」がなんだか読みづらいのは,それぞれ形容詞節の順番が「短→中→長」あるいは「中→短→長」になっているからです。
さらに深掘りすると,「毎週木曜日と金曜日に新幹線で福島に通う」というフレーズね,これも「長→中→短」の順番の係り受けになっています。
「毎週木曜日と金曜日に(長)」→「新幹線で(中)」→「福島に(短)」という順番で「通う」を修飾しているわけですね。
修飾節を並べる順番については,この本に詳しく解説されています。著者である本多勝一氏は毀誉褒貶ある方ですが,この本には一読の価値があると思います。
いくつかの言葉は,あえてひらがなに「開く」
最近は,打ち込んだ文字列をPCが自動変換してくれますよね。例えば「きれいな」と打ち込むと「綺麗な」と変換されます。これをあえて「きれいな」とひらがなに戻すことがあります。
「綺麗な」だと漢語っぽいですが,「きれいな」だと やまとことば っぽい見た目で,柔らかい印象になるからね。こっちの方が何だか好きです。
ホヤが美味しい事は,みんなが知っている
この文では,「事」は「こと」に開きますかね。
ホヤが美味しいことは,みんなが知っている
他にもそうしている言葉はいくつかあります。「私達」も「私たち」にすることが多いかな。ちゃんとした理由があるかと言われると,あんまりないんですけどね。
「および」それとも「及び」?
「漢字を開く」といえば一つ触れておくとね。「A および B」という時の「および」を「A 及び B」と漢字表記してあるのをよく見かけるんですけどね。これ,どうなんでしょ?*1
「及び」というのは「reach」の意味で,「and」ではないような気がするんですが。
僕がイケメンであるという噂は全国に及び,芸能事務所からの問い合わせが殺到している
Rumors of my good looks have reached across the country, and show business agencies are inquiring about me.
それとも「reach」の「及ぶ」と「and」の「および」って,もともと同じ言葉から派生してるの?教えてえらい人。
*1 以前,とある文章で「および」と書いたら「及び」と校閲されて帰ってきて,それを「および」と逆校閲して返した経験があります。
こんな表記を使うこともあります
もうすぐアジサイの季節。このブログでもあじさいはよく取り上げています。
あじさいは「紫陽花」って漢字で書いたり「アジサイ」ってカタカナで書いたり,あるいはそのままひらがなで書いたりいろいろできます。
本当は一つの文章中では表記を統一すべきなんでしょうけどね。僕はあえて表記を揺らして,「アジサイ」「あじさい」「紫陽花」3種類を共存させたりしています。
これは「どの表記でググっても,検索にかかるように」と意識してのことです。SEOってやつ?
ただ,これが有効なのかどうかはよくわかりません。そっち方面は素人なもので(汗)。
ブログはあとから推敲できるのがいいところ。Twitterではそうはいかないからね。投稿した記事も,あとからちょいちょい修正したりしています。写真を差し替えたり追加したりすることもあります。
この一年で変わったところ
ブログのデザインや構成は,大きく変えたところはありません。まあ大体落ち着いてきたかなと。
内容は…
星景写真があまり撮れていないなあ…
最近あんまり星の撮影に行けていないですね。自作の赤道儀も,出番がなくて不貞腐れています。
何度か予定は立ててるんですが,うまいこといい天気に当たらないんですよね…。この新月期も雨模様だったし。
スウェーデンソングの話が増えてきました♪
でも,話のタネが減ってきたわけではありません。最近ハマっているのが,スウェーデンソングの練習です。
去年札幌で「スウェーデンソングコンテスト」に出て以来,仲間といっしょに練習しているんですよね。
この頃は山に登って,頂上に誰もいなかったらひとりで歌ったりしています。気持ちいいですよ(笑)。
ブログのPVはどうなった?
さて,ブログを6年書き続けた結果,どれくらい読まれているのでしょうか?これは気になる方も多いのではないかと思います。
このブログは一進一退ありながらも少しずつアクセスが伸び,2年前に月間2万PVくらいまでになりました。
ところが忘れもしない2023年秋のことです。Googleコアアップデートが直撃して,PVは激減。ピーク時の5~6分の1くらいまで落ち込んでしまいました。
この時のコアアップデートでは,個人サイトの検索順位が軒並み下がり,多くのサイトが影響を受けたようです。
Googleがこの方針を続けるなら,先行きは厳しいなあ…なんて思ってたんですけどね。昨年8月のコアアップデート以降この辺りが見直されたようで,PVが2年前のレベルに戻ってきました。
ここ4ヶ月ほど 2万PV/月 を越え,「諦めずに書き続けてよかった〜」と感涙に耽っているところです。…と言いつつ,5月末からまたちょっと減り気味なのが気になっていますが。
収益
このブログには,以前からもしもアフィリエイトとGoogleアドセンスの広告を貼っています。
もしもアフィリエイトは,こんな広告バナーが簡単に作れるので便利です。
広告収益は 1 PVあたり0.3円くらい。もともと「1, 2回のみに行ける程度」ですが(笑),PVが低迷していた時期はやっぱり激減していました。
でもPVが回復するとともに,広告収益も戻ってきつつあります。よかったよかった (^ ^)。
よく読まれている記事
最近よく読まれている記事はこのあたりです。アクセスの多いものを5本紹介すると…
東京で出会える野鳥たち––スズメよりも大きな鳥編
この記事は,以前から引き続きよく読まれています。東京にも野鳥がいっぱいいるという事実はうれしいですね。
またこの記事からリンクを辿ってもらえているのか,こちらの記事↓も比較的よくアクセスされています。
これからもいろんな鳥に出会って,これらの記事に情報を追加していきたいと思います。
フリーの天体写真画像処理ソフト Siril を使ってみた
星空写真の画像処理は奥が深いですね。その中で欠かせないのがスタッキングとフラット化。
これらの処理をどうやって行うか,いつも悩みのタネでした。
最近エキスパートの間では「PixInsight」が鉄板になっているようですが,高価だしちょっと難しそう。
ということで,フリーのソフト「Siril」を使ってみました。これ,いいですね!というわけで使い方を紹介してみました。
この記事は多くの方に読んでもらえてうれしいんですが…。先にも書いた通り,最近ぼく自身があまり星撮りに行けていないので,ちょっと歯痒いですね。
オリンパスのドットサイト EE-1 を使ってみました––野鳥撮影用の照準器で飛翔写真を撮りたい!
この記事は,公開後しばらくしてからアクセスが増えてきました。
これ,記事のタイトルが「飛翔写真を撮りたい」なんですが実際にはどうでしょう?
…ハイ,この照準器を使うようになってから,野鳥の飛翔シーン撮影の成功率が格段に上がったように思います。特にカワセミの飛び込みはヒット率が上がりましたね。
ドットサイトは EE-1 以外にもいろんな製品が出ているので,それらを使うのもよさそうですね。
今さらだけど,iPhone 15 のカメラ性能はどう?解像感や色合い,ポートレートモードのボケは?
いま iPhone の最新機種は「16」なので,タイトル通り「今さら」なんだけど,なぜか結構アクセスされています。正直なところ,理由がよくわからないんですが(汗)。
僕が使っているのは iPhone 15 の「Pro」でもないので,RAW 撮影ができないとか望遠レンズがついてないとかいろいろあります。でも気軽に撮れるし,ポートレートモードも賢くなったしで十分満足です。
メインはミラーレスカメラ(α6700)で撮るからオッケーオッケー。
最近,何度かGoogleディスカバリーに取り上げられました
ここ最近,記事が立て続けにGoogleディスカバリーに取り上げられ,いわゆる「プチバズ」の状態になりました。「Google砲」ってやつですね。
取り上げられたのはこの辺りの記事です。
SONYのAPS-Cミラーレスカメラ,α6700 一年使用レビュー【AFがスゲー】
この記事はGoogleディスカバリーに取り上げられた結果,1日に8000以上のアクセスを集めました。びっくりです。
これはもう,「プチ」じゃない「バズ」といってもいいかな (^◡^)。
やっぱり,カメラ機材の話はみなさん関心があるんですね。
その後もα6700を使い続けていますが,AF性能には毎回感心しています。
【東京の桜】駒込・六義園のしだれ桜が見頃を迎えています
この記事もGoogle砲の結果,1日3000ほどのアクセスをいただきました。
この数字は,このあとの福島の桜の記事が取り上げられた時よりもずっと多く,やっぱり東京には人がいっぱいいるから影響も大きいんだなあと思いましたね。
都心にあるしだれ桜の名所。なかなかいいところですよ。
福島の記事3本
毎年春に福島で桜めぐりをしているのですが,以下の3本の記事が立て続けにGoogleディスカバリーに取り上げられました。
「プチバズ」が連続してヒャッホイヒャッホイでしたが,桜めぐりの話が取り上げられ,きれいな桜をいつもよりちょっと多くの人に見てもらえたのでよかったです。
連続Google砲––これがその後も続くことを期待したんですが,5月に入ってからはそういうことはありませんね。…そう甘くはないか (^ ^;)。
おわりに
ブログを始めてから6年。あの頃から,自分がそれだけ歳をとったのかー,なんて余計なことを考えてしまいますが…。
あまり先のことは考えず,ブログを続けていこうと思います。撮った写真を「発表」する場を持っておきたいし,まだ書きたいこともいろいろあるので。
このブログも7年目に入ります。のんびりしたペースでの更新は変わらずですが,今後も本ブログ「sunsun fineな日々」をよろしくお願いします。
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