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福島の桃源郷・花見山と生花の里,2025年春

福島の桃源郷・花見山

 

「福島に桃源郷あり」こう歌われた花見山。毎年春に訪ねていますが,何度行っても素晴らしい。数年前からひとつ隣の山「生花の里」も整備され,ますます魅力的な場所になりました。

今年も行ってきましたよ。

本当にね,春の花見山は桃源郷としか言いようのない素晴らしいところなんです。

今年も花見山にやってきました

今年も花見山は花の楽園

毎年春は花見山にやってきます。シャトルバスを下りて少し歩くと*1,最初に目に飛び込んでくるのがこの景色。

一面の菜の花と,その向こうの丘に咲くトウカイザクラやモクレン。もうここでテンションが上がりまくりです。丘の上のソメイヨシノが開花すれば,いっそう華やかになるでしょう。

今年も花見山に春がやってきました

今年も花見山に春がやってきました

花見山はその名のとおり,ちょっとした山になっています。さっそく登っていきますよ。道の両側は百花繚乱。

道の両側は桃源郷

道の両側は桃源郷

足元にも可愛らしい花が咲いています。草の上に雪割草。スプリングエフェメラルっていうんだっけ。

雪割草も咲いています

雪割草も咲いています

つづら折れの小径を登っていきます。左右の花に心奪われながら歩いていると,いつの間にかけっこう高いところまで来ましたね。

顔をあげれば,咲き乱れる花々の向こうに,福島市街地と蔵王連峰。

花々の向こうに蔵王連峰

花々の向こうに蔵王連峰

その上も,トウカイザクラや天の川(桜の品種ね)に見守られながら歩きます。天気もいいので,花々が輝いています。

おかめ桜輝く

おかめ桜輝く

花見山頂上にて

花見山の順路は「30分コース」,「45分コース」,そして「60分コース」が整備されていて,時間と体力に応じて楽しむことができます。

でも時間が押している時でも,ここに来ちゃうと「もっともっと」となって,60分コースをたどり頂上まで行ってしまいますね(笑)。

頂上に着くと,こんな景色。春の風に吹かれながら眺めます。

花見山頂上から

花見山頂上から

ヒガンザクラの咲く頂上。ここに置かれたベンチでひと休みすると,幸せな気分に浸ることができますよ。

頂上にはおかめ桜

頂上にはヒガンザクラ

それでは下っていきますか。下り道もまた楽し。春ですねえ。

下り道も楽し

下り道も楽し

*1 春の花見山は交通規制が敷かれ,マイカーで直接行くことはできません。福島駅東口または阿武隈親水公園の臨時駐車場からのシャトルバスを利用することになります(環境整備協力金を含めて,往復500円です)。

 

花もいいけど団子もね

花見山を下りてきたら,ちょっとお腹が空きましたね。茶屋がいくつか出ているので,一度「花より団子」モードに入ります(笑)。

三色団子,黄色はゴマ餡,白はくるみ餡,緑は小豆餡。花に囲まれて食べる団子,正しい春の過ごし方です。

花もいいけど団子もね

花もいいけど団子もね

団子を頬張りながら茶屋の後ろを眺めれば,ここでもこんな景色。もう最高じゃないですか (^◡^)。

お団子屋さんの後ろもこんな景観

お団子屋さんの後ろもこんな景観

それではお腹も(ちょっとだけ)満たしたので,次にお隣の「生花の里」に向かいましょう。

生花の里はこんな山肌を見せていますよ。ここに向かって歩くだけでも楽し〜い!

こんな景色の中を生花の里へ

こんな景色の中を生花の里へ

生花の里に登ります

千本桜へ向かいます

それではさっそく生花の里に登ります。ツイッターに花見山&生花の里の写真をあげたら,ある方がこんなコメントをつけてくださいました。

花見山と生花の里は,東京ディズニーランドとシーのように並び立つ

ああ,まさにそんな感じですねえ。2つの花の楽園。

菜の花をバックに桜

レンギョウをバックに河津桜

今日は展望台の方にはあとで行くことにして,まっすぐ千本桜に向かいます。この道は最後の方が結構急ですけどね。

さて,着きました。これが生花の里・千本桜です!

千本桜

千本桜

視界いっぱいに広がる桜の海。圧巻の眺めです。木々の間を歩いてきたところに,この眺めが一気に広がるので,本当に息を呑むんですよね。

でもこの光景を写真で伝えるのは難しいなあ。

千本桜…圧倒されるようです

千本桜…圧倒されるようです

圧倒されながら,この景色をしばらく眺めます。釘付けになっちゃうんですよね。

続いて山道をぐるっと回って,千本桜の上に行ってみましょう。ちょっとしたハイキングです。

千本桜を巡る道も百花繚乱

千本桜を巡る道も百花繚乱

この道の両側も百花繚乱。本当に素晴らしい。

千本桜の上に来ました。遠く吾妻連峰が見えますが,今日は雲がかかっていますね。

千本桜の上で ひと節歌います♪

千本桜の上で ひと節歌います♪

こんな気持ちのよいところに来たら,ひと節歌います。

歌うのはもちろん「千本桜」…ではなくて,スウェーデンソングね (^ ^;)。周りに人がいないので,気持ちよく声を張り上げましたよ♪

花見山から生花の里まで道が続いています

花見山から生花の里まで道が続いています

展望台に行ってみます

ひと節歌ったら,少し下って展望台の方に行ってみましょう。ゆるゆると歩くと,足元にはカタクリの花。

カタクリも咲いています

カタクリも咲いています

さてさて展望台に着きました。下から見る小高い山のてっぺんがここです。陽の光がまぶしいなあ。

ハートのリースを通して福島市街を見ると,なんだか懐かしい気持ちになります。

生花の里展望台にて

生花の里展望台にて

生花の里を下ります

展望台からの下り,天の川とモクレン越しに見る吾妻連峰。花と雪山の組み合わせ。これは東北ならではですかねえ。今日は雲がかかってるけど,とてもきれいです。

トウカイザクラとモクレンと吾妻連峰

トウカイザクラとモクレンと吾妻連峰

この下り道もきれいですよ。天気がいいので花々が輝いて,明るい雰囲気に満ちています。

生花の里・下り道

生花の里・下り道

道の両側を彩る花木越しに,さっき歩いていた花見山が見えます。こんな桃源郷が地元の人たちによって維持されていることに,心から感謝ですね。

生花の里展望台から

生花の里展望台から

花見山をあとに

歩いて来て,茶屋やお土産屋さんがあるバス発着所に到着。振り返れば生花の里の山肌。「山笑う」とはこのことでしょうかね。

下りてきました

生花の里を振り返る

こんな景色に後ろ髪を引かれながら,福島市内に戻ります。また来年も来ることができますように!

今年も素晴らしい春を迎えました

今年も素晴らしい春を迎えました

今年も素晴らしい春を迎えました。これから福島桜めぐりの日々が始まります。楽しみだなあ。

 

おわりに

話が前後するのですが,実は今回,2日にわたって花見山に足を運んだんです。

1回目は4月4日。ちょっと早いかな?と思って来てみたらとてもきれいだったので,翌日また家族といっしょに来ました。

花見山を家族に見せることができました

花見山を家族に見せることができました

ずっと家族に見せたかった景色を,実際に見てもらうことができたのもうれしかったです(妻には連れていけ連れていけとずっと言われてたんですよね 汗)。

郡山ブラックラーメン

郡山ブラックラーメン

三春滝桜はまだ開花していなかったので,また今度かな。

帰りにあだたらSAで食べた郡山ブラックラーメンが美味しかったなあ。見た目とは裏腹にあっさりとした味わい。

 

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