この冬は野鳥を撮っていたのですが…
コロナ禍で緊急事態宣言が出て,この冬は遠出ができませんでした。
そんな中,楽しみになっていたのが,自宅や仕事先の近所の公園を散歩することです。幸い僕のうちや仕事先のすぐ近くに野鳥がたくさんいる公園があるので,カメラを持って歩いては鳥の写真を撮ったりしていました。特にカワセミに出会うとうれしくなります。
野鳥を撮っていると望遠レンズを使う機会が増えるのですが,いま使っているのはSEL55210という,望遠端がフルサイズ換算315 mmのレンズです。このレンズでいろんな鳥を撮ってきましたが,梅の樹にやってくるメジロならともかく,カワセミを撮るには焦点距離,解像度ともに力不足です。
木々が芽吹いて野鳥の観察が難しくなる前に,鳥たちをもう少し上手く撮っておきたいなあ…。
そこで一計を案じました。超望遠レンズ,すぐには買えないけどレンタルして使ってみようかな,と。
- この冬は野鳥を撮っていたのですが…
- 4月11日までマップレンタルの入会登録料が無料ですって!
- 借りたレンズはSEL70350G
- レンタル日数の数え方
- レンズを借りに行きました
- SEL70350Gを使ってみて
- おわりに
4月11日までマップレンタルの入会登録料が無料ですって!
カメラ機材のレンタルは,いろんな業者さんが行なっているようです。そんな中で利用したのは,よくお世話になっているマップカメラが経営するレンタルショップ,「マップレンタル」です。
マップレンタルのWebサイトはこちら。
まずこちらを覗いてみました。登録料やレンタル料金が高かったら「買ったほうがいいじゃん」ってなりますからね,いくらくらいなんだろう?と。
すると…。
春の新規入会キャンペーンということで,4月11日まで入会登録料が無料ですって!
おっ!これは渡りに船です。うれしいです (^ ^) レンズのレンタル料も十分に納得のいくリーズナブルなものだったので,さっそく登録しました。
入会登録はwebサイトの指示に従って行いますが,特にわかりにくいこともなく,スムーズにできました。身分証として公的機関が発行しているものを2種類(そのうち1つは顔写真の入っているもの…運転免許証とかマイナンバーカードとか)を画像ファイルで提出します。また連絡先として,本人の電話番号の他に家族または職場の電話番号を入力する必要があります。
登録申請すると「2営業日以内に審査結果をお知らせします」というメールが送られてきます(僕の場合は申請したその日のうちに審査結果が届きました)。続いて審査が通ればその旨を知らせるメールが届くので,それに応えて機材を借りる手続きを電話かインターネットで行います。
借りたレンズはSEL70350G
今回,カワセミをうまく撮りたくて,α6400で使える超望遠レンズを借りようと思っていました。
借りてみたのは,ソニーのSEL70350Gです。テレ端の焦点距離が,フルサイズ換算で525 mm,これなら今までよりもだいぶカワセミに寄って撮ることができるでしょうか。描写も良いようですし。
レンタル料は1日レンタルで2300円(レンズによって異なります)。これ,安くないですか?
しかも「1日レンタル」って朝借りてその日のうちに返すってことじゃないんですよ。
レンタル日数の数え方
ホームページを見ると,レンタル日数の数え方が書いてあります。
店頭受け取り・返却の場合,「1日レンタル」というのは,前日の10時(開店時間)から翌々日の12時まで借りることができるとのことです。つまり,まるまる一日使える日が1日あって,その前後を含めて足かけ3日間借りることができることになりますね。最高かよ。
最初,これ「本当にそんなに借りて良いの?マジで?」と思って,そこらへんを確かめるために,レンタル手続きを電話で行いました。聞いてみると本当に「1日レンタル」は足かけ3日間借りられるというのは確かなようです。太っ腹。
(配送貸出の場合は数え方が少し異なるようなので,ご確認ください)
レンズを借りに行きました
さて,レンタルの手続きが済んだので,さっそく新宿西口にあるマップレンタルにレンズを借りに行きました。
初めていくショップでしたが,スムーズに到着。店内は機材を保管してあるバックヤードの棚と受付カウンターの簡素な作りです。
メールで送られてきた登録番号と,登録に使った身分証を出して受付。盗難や破損の際の取り扱いなどなどいくつかの説明を受け,会員カードを受け取って手続きは完了です。とても簡単。
保護フィルターも無料で付けてくれました。必要ならカメラバッグも無料で貸してくれるようですが,こちらは自分のを使うので借りませんでした。
帰り際に受付してくれたお兄さんが「飛行機でも撮るんですか?」と聞いてきたので「いえ,鳥を撮りたくて」と答えたら,お兄さんは実にさりげなく「鳥だったら200–600なんてのもあるなあ…」とボソリ。
ぐはぁっ!!(秘孔をつかれた音)200–600て…なんちゅうことを言ってくれるんや!ドキドキするじゃないですか (^ ^;)
…でもこの時,全然縁がないと思っていた200–600なんてのも,レンタルで使ってみるという手があるんだなあと気づきました。
SEL70350Gを使ってみて
ところでレンタルした SEL70350Gを使ってみての感想ですが…。
めっちゃいい!すっごく解像するよ!超望遠としてはコンパクトで振り回しやすいし。
これ,いいなあ!
…ということが,レンタルしてわかりました。
おわりに
というわけで,今ならお得にカメラやレンズをレンタルできます。この機会に使ってみたい機材を試してみるのはオススメですよ!
でもそうやって使ってみると,そのレンズが欲しくなるというちょっと危険なワナも(笑)。実際,いま僕は中古でもいいから超望遠を買っちゃおうかなあと,へんな汗をかいています。
実は今回シグマの100–400 mmと少し迷いました。次はこれを借りてみようかな。その上で超望遠レンズ,何を買おうか決めてもいいかな,と。
…レンズだけじゃなくて,ボディもいろいろ試せるんですよね。けっこう危険な沼の入り口かも (^ ^;)
レンタルしたレンズを使ってカワセミを撮ってきた話は別記事で。
関連記事
GoProなどをレンタルできるショップもあるようですね。