梅雨の頃になりました。ジトジトしますが,こんな季節を彩ってくれる花もあります。
そう,あじさいですね。お寺,公園,道端…いろんなところに紫陽花が植っていて,とてもきれい。
アジサイの名所は各地にありますが,まず近所(東京都北区)のあじさいを眺めながらお散歩してきました。
龍福寺の紫陽花たち
はじめに向かったのは龍福寺。ここはこぢんまりしたお寺だけど,アジサイの咲くお庭がきれいで,毎年行っています。
…って,「東京都北区の〜」というタイトルなのに,ここはギリ板橋区ですね(汗)。
ピンクのアジサイはまだ咲き始め。2つ並んで咲いてるのが可愛らしい (^◡^)。
淡い色のあじさい。清楚な雰囲気でいい感じです。
これ,品種名は何ていうんだろう。最近はいろんな紫陽花が植っていて,そういうのを見るのが楽しいですね。
ローキーでも撮ってみる。あじさいっていろんな撮り方ができるから面白いなあ。
紫陽花って半日陰でも花をつけるよね(というか日照の少ない梅雨時に開花するよね)。光合成するパワーが強い植物っていう見方で合ってるかな?
ガクアジサイもきれいです。
いろんなアジサイに彩られたお寺はきれいです。
いろんなところに有名なアジサイ寺があって,行ってみたいと思ってるけど*1,身近なところにあるこのお寺もいいぞー。
あじさいの向こうに,木漏れ日が光っています。「もう直ぐ夏がやってきますよ」と行っているみたいですね。
僕の敬愛する,上々颱風の映美ちゃんも歌ってたっけ。
天気雨の向こうは夏
きつねの嫁入りだねあじさいの向こうは夏
きつねの嫁入りだね(上々颱風「きつねの嫁入り」から)
アジサイは梅雨の季節を彩って,ジメジメ期に楽しみを与えてくれるから好きです。
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*1 茨城の「雨引き観音」に行ってみたいんですよねー。
道端のアナベルもきれいです
ちょっと歩いて,道路脇に紫陽花がいっぱい植ってるところに行ってみます。プチ紫陽花小径。
真っ白いアナベルが,ちょうど花盛りを迎えているようです。最近アナベルを植えているところも増えましたね。
清楚でとてもきれい。でもアナベルはなかなか上手く撮れずに,毎年「むむむ」と思ってしまいます。
どうしてかな。白一色だから光と影だけで上手く表現する必要があるってことかな。
かと思えば,となりにこんなにカラフルなガクアジサイも咲いていました。サイケデリックと言っていいくらいの色彩ですなあ。
王子・飛鳥山公園のあじさい小径
また別の日。王子の飛鳥山公園に行ってみました。
この公園の縁は,武蔵野台地東縁に沿った段丘崖になっています。
この段丘は赤羽方面まで続いており,かつてはここが海岸線だったことを示しているようです。
そんなわけで,公園の縁は急斜面。この斜面に紫陽花が一面に咲き競っているんです。
この斜面に沿った小径は人気のスポットです。毎時この時期には,アジサイをバックに彼女さんのポートレートをとるお兄さんがいっぱい…ううう(ハンカチを噛み締める)。
でもいいんです。オッサンは,アジサイの花の撮影に集中するんだ。それでいいんだ。
おりしも雨上がりの午後。空は雲に覆われているから,ちょっと陰影に乏しい感じになりますかね。
そんな時はローキーで撮ってみます。
紫陽花には雨がよく似合います。雨粒を宿した葉っぱも美しい。この季節の美しさを象徴する花だなあとあらためて思ったりしますね。
土壌のpHによって色が変わるところも面白い。↑こんなふうに,同じ株の中で色がところどころ変わってるのはどういう理由なんだろう?不思議だなあ。
「同じ株の中で」どころか同じ花房の中で色変わりになってるのもあるしね。
公園の淵に沿って,ずーっと紫陽花に覆われた斜面を見ながら歩きます。梅雨もまた楽し。
こんな可愛らしいつぼみもあるから,飛鳥山公園のアジサイはまだしばらく楽しめそうですね。
八重のガクアジサイ,品種は「隅田の花火」だったかな?いろんなのが続々と出てるから,また違う名前の品種かもしれないけど。
うん,飛鳥山公園,今年も楽しめました。彼女さんを撮ってる人を見て悔しかったことを除けばね←しつこい
おわりに
そうこうしているうちに,なんだか暑い日が続くようになりました。まだ6月なのに…。
北海道人だから暑いのはちょい苦手です。
でも紫陽花を楽しみながら梅雨を過ごしたいと思います。雨の日自体はキライじゃないんだ。
梅雨が明けたら,夏山縦走と福島の桃パフェが待ってるしね。
仕事先で見つけたカシワバアジサイの写真も乗っけておこう(iPhone 15 のポートレートモードで撮影)
こちらも見てね
紫陽花は,主にこのレンズを使って撮りました