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三春町,郡山市中田町のちょっとマイナーな桜めぐり––中井田の桜,過足の桜,和尚壇の桜など【福島の桜2026】

和尚壇の桜


福島県三春町から,隣接する郡山市中田町にかけては,桜の宝庫です。あまりにも有名な滝桜は言うに及ばず,紅枝垂地蔵桜,上石の不動桜などの銘木がひしめいているのです。

…いえ,銘木だけではありません。この地域を走っていると,至る所に美しい桜が立っていて,目を奪われてしまいます(脇見運転しちゃダメだヨ)。

今年は有名どころの桜には行かずに,この地域のちょっとマイナーな桜を巡ってみました。マイナーとはいっても,他の地域だったら観光名所になりそうな桜ばかりでした!

中井田の桜

会津で桜めぐりをしたあと,郡山に戻ってきました。日没まで少し時間があったので中田町に行ってみます。

向かったのは中井田の桜。それほどメジャーではありませんが,郡山市公式「中田町の桜」のサイトには載っています。

中井田の桜

中井田の桜

バランスの良い姿で小さな丘の上に立っています。周りには桜をめぐる小径が整備されており,大切に手入れされているようでした。

しだれ桜のシャワー ワッサー!

しだれ桜のシャワー ワッサー!

桜の下に立ってみます。枝垂れた枝が,ワッサー!と頭に降り注いでくるみたいです。なんだか幸せな気分になりますなあ。

なかなか見事な枝垂れ具合

なかなか見事な枝垂れ具合

三春町から中田町にかけて,美しいしだれ桜が多いのは,滝桜の子孫樹がいっぱいあるからだとも言われていますね。中井田の桜も,滝桜の子孫なのかな。

古内の無名の桜

中井田の桜から三春に向かう途中,道路に沿った丘の上にとてもきれいなしだれ桜が咲いているのが目に飛び込んできました。思わず車を停めて,桜を眺めてみます。

地図を見たり中田町の桜マップを見たりしても,ここの桜は載っていませんね。やっぱり無名の桜なのでしょうか。

古内の無名の桜

古内の無名の桜

Googleマップによるとこの場所の住所は「郡山市中田町海老根古内」。そこで仮に「古内の無名の桜」と呼ぶことにします。

古内の桜を見上げる

古内の桜を見上げる

しだれ桜の優しげな姿がとても優美だし,周りに菜の花も植えられていて,手入れが行き届いています。無名だけど地域の方に大切にされている桜なのでしょう。

奥の方にも見事な桜が見えています

奥の方にも見事な桜が見えています

しだれ桜の奥にも,大きな桜の木が2本(3本かも)立って道路を見下ろしています。この辺りは本当に桜の都だなあ。

 

過足の桜

三春〜中田町にかけて,どこに桜が咲いているかを,Googleマップで繰り返し繰り返し眺めています。

そんな中で気になっていたのがここ,過足の桜です。過足は「よぎあし」と読みます。

過足集落は三春滝桜よりも南の丘陵地帯にあります。この一帯は三春町と郡山市中田町の市町境が入り組んでいるところですが,この桜はぎりぎり三春に入っています。

過足の桜

過足の桜

さて,中田町から過足集落に入ると,道路脇の丘の上に巨大な桜が姿を現します。わっ,これは予想を超えて大きな桜だな。

さっきの古内の桜もそうだけど,こんなのがそんなに知られることなく咲いてるんですよ。これだから福島桜めぐりはやめられないんですよね。

集落の方々のお墓を守っているようです

集落の方々のお墓を守っているようです

丘の上に点在しているのはこの集落の方のお墓なのかな?桜はお墓を見守るように立っています。

滝桜周辺の賑わいとは絶妙に離れた静かな場所。とても貴重な空間のように思えました。

丘陵地隊を見守るように枝を広げています

丘陵地隊を見守るように枝を広げています

この辺りは丘がいくつも連なっていて,アップダウンの多いところ。桜の近くに立ってみると広げた枝がそんな山里を悠然と見下ろしているようでした。

和尚壇の桜

和尚壇の桜は,さくら湖の南のやや標高が高いところにあります。ここには田村市の弁天桜や是哉寺地蔵桜を巡ったあとに立ち寄りました。

小高く盛られた塚の上に,しだれ桜が二本立っています。あたりは遮るもののない丘陵地帯。空が広いです。

和尚壇の桜

和尚壇の桜

ここは昔,僧侶が葬られた塚のようですね。

昔,ここは和尚さんが葬られたところで,哀れな読経の声や,鐘の音が七夜も聞えたという言い伝えが残っている

そんなところに立つ二本の桜。いろんな想像力がかきたてられるところです。

安達太良山を望む丘陵地帯にあります

安達太良山を望む丘陵地帯にあります

遠くに安達太良山を望む,いいロケーション。マイナーな桜とはいえ,「来てよかった」と思える気持ちのいい場所です。

うーむ,三春の桜のポテンシャル,恐るべし。

和尚壇石碑

和尚壇石碑

塚の上には「和尚壇の跡」という石碑。これを眺めていたら,それまで晴れていた空に,にわかに雲が広がり始めました。本当に,あたりに読経の声や鐘の音が響き始めるような気がするではありませんか。…まあこの天気は,SCW気象予報の通りではあるんですが。

二本の桜が寄り添っています

二本の桜が寄り添っています

しだれ桜が2本。この日はちょうど満開のようでした。標高が高いところにあるからか,滝桜よりも1週間ほど遅れて見頃になるようですね。

おわりに

2026年の桜めぐりもおおむねいいお天気に恵まれて,大満足のうちに終わりました。

福島の桜はどこも本当に素晴らしくて,桜に酔ったような気分で4月を過ごしました。

今も桜の二日酔い。福島のお酒を飲んではあの桜・この桜の思い出に浸っています(笑)。

気がつけば来年はどこを回ろうかなあ?なんて考えている自分がいて,オイオイ気が早いぞって苦笑しています。

まだ会ってみたい桜はたくさんあります。長い間楽しめそうですが,これからずっと4月は桜のことばかり考えて過ごすことになりますかね(汗)。

 

撮影 

中井田の桜,古内の無名の桜,過足の桜 2026年4月8日

和尚壇の桜 4月17日

 

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桜を思いながら飲むときは,この会津塗りのぐい呑みでいただきます