sunsun fineな日々

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スウェーデンソング「イーダの夏のうた (Idas Sommarvisa)」をコーラスに編曲して歌ってみた

イーダの夏のうた


冬の長い北欧・スウェーデンには,短い夏の喜びを歌った歌がたくさんあります。

伝統的な民謡や讃美歌にもそんな曲は数多いのですが,ややポップで国民的な歌になっているのが「Idas Sommarvisa」(邦題「イーダの夏のうた」)

この歌は1973年に製作されたスウェーデン映画「エーミルとグリセクノエン」に登場し,エーミルとイーダが農場で仕事を一休みしている際のBGMとして流されました。「花を咲かせるおまじない」がサブタイトルのようです。

スミレ

花を咲かせるおまじない

以前スウェーデンの小学校では,夏休みに入る前日に "I Denna Ljuva Sommartid (この甘い夏の日に)" や "Den Blomstertid Nu Kommer (花の季節がやってきた)" をみんなで歌っていたようですが,最近はこの曲が歌われることが多いようです。

だからスウェーデンでは「知らない人はいない」というくらいポピュラーな曲だと思います。

こんな可愛らしい歌詞です

「イーダの夏のうた」は,そのサブタイトル「花を咲かせるおまじない」からもわかるように,とても可愛らしい歌詞で歌われます。

まずスウェーデン語だと,こんな詩です。

Du ska inte tro det blir sommar
Ifall inte nån sätter fart
På sommarn och gör lite somrigt
För då kommer blommorna snart
Jag gör så att blommorna blommar
Jag gör hela kohagen grön
Och nu så har sommaren kommit
För jag har just tagit bort snön

Jag gör mycket vatten i bäcken
Så där så det hoppar och far
Jag gör fullt med svalor som flyger
Och myggor som svalorna tar
Jag gör löven nya på träden
Och små fågelbon här och där
Jag gör himlen vacker om kvällen
För jag gör den alldeles skär

Och smultron det gör jag åt barna
För det tycker jag dom kan få
Och andra små roliga saker
Som passar när barna är små
Och jag gör så roliga ställen
Där barna kan springa omkring
Då blir barna fulla med sommar
Och bena blir fulla med spring

歌詞の中で「Jag gör 〜」というフレーズが繰り返し出てきますが,スウェーデン語で "Jag" は「私」,"gör" は「〜する」という動詞です。また "ö" の前に "g" が来ると,発音は「ヨ」になります(例:Göteborg = ヨーテボリ)。

日本語に訳したもの歌詞も載せておきましょう。

誰かがおまじないをかけないと夏はやって来ません
夏には夏らしく過ごしましょう
だってもうすぐ花が咲くんだから!

私は花を咲かせます そして牧場を緑に染め上げます
さあ,夏がやって来ました
だって私が雪を溶かしたから!

私は小川を水で満たします
その水は飛び跳ねてしぶきをあげるでしょう
私は空にたくさんのツバメを飛ばします
そしてツバメたちが食べる蚊を放ちます

私は木々を新緑で包み,小鳥たちの巣をあちこちに作ります
夕空は美しく輝くでしょう
だって私が澄んだ空気で満たしたから!

私は子どもたちのために,野いちごを実らせましょう
そして他にも,小さな子どもたちにささやかな楽しみを
そして子どもたちが駆け回ることのできる,楽しい場所を作りましょう
きっと子どもたちはその脚で駆け回り,夏で満たされるでしょう

スウェーデンの夏は,雪が溶けたあと,野に花が咲き乱れる美しい季節。日本だとカタクリやスミレや…そして桜が咲く,春に相当するのかもしれません。

full of flowers

full of flowers

雪の多い地方の山に登ると,雪が溶けたあとにハクサンイチゲやチングルマがいっせいに開花しますが,あんな感じの野原が広がるのかなあ。

山の上のお花畑

山の上のお花畑(立山)

そういえば,スウェーデン人の友人(ちょーイケメン)もこんなふうに教えてくれました。"Swedish summers are usually quite mild and full of flowers" (スウェーデンの夏はとても過ごしやすくて,花であふれている)。

コーラスに編曲してみました

僕の所属する「音楽集団ずぼらーず」では,秋のコンテストでこの曲を歌おうと練習中です。

それで,この歌をコーラスに編曲してみました。

ソプラノ,アルト,テノール,バスの混声4部合唱にリコーダーとマラカスを加えた構成にしています。これを8人で演奏する予定です (^◡^)。

いちごのマラカス

かわいいでしょ?これマラカスです

楽譜は…載せようかと思ったけど冗長になるし(全部で9ページあります),今のところ企業秘密ということにしておきます (^ ^;)。

歌ってみたよ

というわけで,まず一人で歌ってみました。S, A, T, B の全パートを歌って,パソコン上で合わせてハモらせてみたよ。

リコーダーのパートは「ラララ…」で歌ってみました(ずぼらーずにはリコーダー奏者がいるのでね)。

それでは聴いてください,さん太が歌う「イーダの夏のうた」。


ちょいちょい音程が微妙なところがあるけど,そこはまあ味だと思って見逃してくだされ (^ ^;)。

この歌ね,スウェーデン語の響きも可愛らしいと思うんだよね。まさに「花を咲かせるおまじない」だわ。

一番下に写ってるリコーダーを使います

一番下に写ってるリコーダーを使います

秋に仲間たちとコンテストで歌うので,その演奏が花を咲かせるものであったらいいなあって思っています。

 

おわりに

歌うのは楽しい。日々いろんなことがあるけど,頭の中で歌が鳴り響いているおかげで,救われてるところっていっぱいあるよ。

シラネアオイ


そういえば小学生の時に,担任の先生が言ってたっけ。「くちびるに歌をもて」ってね。

 

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