3月29日。東京に季節外れの大雪が降りました。朝起きた時は雨だったのが,8時を過ぎたあたりから激しい雪に。
折しも桜の季節。桜と雪という,珍しい組み合わせです。ベランダに出てみるとこんな具合です(住宅地ですが,望遠レンズで切り取っています)。
なかなか見られない景色。カメラを持って,うちの周りを30分くらい歩いてみました。雪が降る中レンズ交換はできないので,何のレンズを使おうか少し迷いましたが,あまり画角が広いと周りの建物がいっぱい写っちゃいそうなので,望遠ズーム(SEL55210)を付けました。
川沿いの桜並木を歩く
うちの前には小さな川が流れていて,その川に沿って桜並木があります。その桜の下を歩いて行きました。
桜はどんな天気でも美しいと思いますが,雪が降る中で見る桜並木も格別です。
まだ雨が雪に変わって間もないので,桜の花は濡れて雫が滴っています。
雫が光っているような感じをシズル感というんでしたっけ。
桜には青空がよく似合いますが,こういう感じもいいですね。
桜の花に雪が積もってきました
3月下旬,普段ならポカポカするくらいの気温ですが,雪が降るだけあって,それなりに冷え込んでいます。雪もだんだん激しくなってきました。両手に傘とカメラを持って…なかなか大変です (^ ^;)
冷え込んで,雪が解けなくなってきたのでしょうか。そのうち花に雪が積もり始めました。なかなかみられない光景になってきましたよ。
この辺り(東京都の北のほう)では桜はやや盛りを過ぎて葉っぱがで始めた頃ですが,それでもまだきれいです。何より雪をまとったその姿には,ハッとするものがあります。
雪は降り積む
歩き始めてまだ30分足らずですが,雪は降り続きます。花には雪が積もり続け,何だかすごい光景になってきました。
そんな光景にほうっと息をつきながら歩いていると,小さい子が可愛らしい傘をさして桜並木を歩いて行きました。地面にも花が咲いたよう。ほっこりする一瞬です。いいなあ。
そろそろ帰りましょう
さて,うちの近所の散歩とはいえ,一応外出の自粛が要請されている期間です。そろそろ帰りましょう。最初黒々としていた並木の木々にも雪が積もり,白くお化粧をしています。その下をくぐって歩くのはなかなか得難い体験です。
そんな風景を味わいながら,ゆっくり歩きます。僕は北海道人なので,雪の中を歩くのは慣れているし大好きなのですが,それに桜が加わるのはそうそうあることではないですね。
少し歩くとすぐにうちに着きます。手を洗って,再びベランダから外を眺めると,うん,やっぱり素敵な眺めです。なかなかみられないこの光景を,目に焼き付けておくことにします。
おわりに
遠出することなく,思いがけず珍しい体験ができました。短い時間でしたが,楽しい散歩ができて,よかったです。
実は昨年も福島の花見山で雪と桜のコラボを見ることができたので,2年連続とも言えるのですが,「いいものが観れたなー」と思っています。
それにしても桜って本当にいいですね。どんな天気でも,文句なしに美しい。
うちの周りの桜はそろそろ見納めかな。
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