sunsun fineな日々

子育てしながら,山を歩いたり星を見たり料理したり写真を撮ったり

福島の桃源郷,花見山公園を訪ねた

今年から,仕事で定期的に福島に行くことになりました。SNS等で花に彩られた春の福島の写真を見てうらやましく思ってきた僕は,いてもたってもいられず,さっそく桃源郷と称される花見山公園を訪ねました。それも一週間ちょっとの間に3回も。

桜が咲く季節,花見山へは福島駅東口から直通バスが運行されます。15分くらいで着くのでとても便利。仕事はお昼からなので,朝早い新幹線で福島まで行き,このバスに乗って花見山を訪ねます。

雪が降った翌日に花見山へ

1回目は季節外れの雪が降った翌日でした。遊歩道にはまだ雪がところどころ残っています。そんな天気のせいか,花見山公園は空いています。山の上の方に登って行くと,今が盛りの桜,花桃,サンシュユなどの花を雪が白く覆っていました。その風景は鮮烈で,思わず息を飲みました。

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雪をまとった花見山

仕事のために滞在できる時間が限られているので,最初は「30分コースか45分コースだな」と思っていたのですが,歩いているうちに「もっともっと」となってしまい,結局頂上まで登ってしまいました。

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桜の花に雪。冬と春が同居しています

よく晴れた日に再訪

2回目はよく晴れた日。バスを降りて山に向かうと,いきなりこの景色です。これを桃源郷と言わずになんと言いましょう!

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桃源郷の入り口です。テンションが上がります!

時間が押しているにもかかわらず,この日も頂上まで登りました。陽光に照らされた花々は,前回とはまた違った表情を見せています。頂上からは吾妻小富士を可愛らしく望むことができました。

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陽光に照らされて,花々が輝きます

三たび花見山へ。花の谷コースを歩く

3回目もいい天気。花が咲き乱れる向こうに吾妻連峰が見える景色を求めて,この日は頂上へは向かわずに,「花の谷コース」を歩きます。桜は盛りを過ぎた感じでしたが,花桃がとてもきれいで,その向こうに雪化粧した吾妻連峰が輝く景色には心が奪われました。

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桃の花の向こうに吾妻連峰が輝く。うっとりする景色です

桃の花は,桜とはまた違った可愛らしさと明るさがありますよね。大伴家持が万葉集に歌った「春の園 紅にほふ桃の花 下照る道に 出で立つをとめ」という歌が,僕は大好きなのですが,この歌は桃の花の明るさと愛らしさをよく表していると思います。

東京で暮らしていると,近くに山が見えないのが寂しいのですが(奥多摩方面の山が見える場所もありますが,雪化粧はしていないんですよね…),東北は近くに山が見えるのが本当にいいですね。うれしくなります。

花の谷コースは頂上に向かうコースに比べて人が少なく,ゆったりと歩けるのも良かったです。こちらから見る花見山もきれいです。

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花の谷コースから見る花見山もきれいです

おわりに

SNS等で写真を見ては指をくわえていた花見山は,まさに桃源郷でした。一回の滞在時間は限られていたけど,3回訪ねて堪能することができました。

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雪に桜

バスで流れたアナウンスによると,このあたりはかつて養蚕業が盛んで,養蚕農家の方々が副業として花木を植えたことが,現在の花見山の始まりなんだとか。個人的には養蚕の歴史にも興味があるので,その辺りにも思いを馳せながら,来年の春もまた来ることができたらいいなと思っています。

 

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