さてさてさて。いよいよやってきました,待ちに待った福島桜めぐりの日々。
今年最初に行ったのは,いわき市の小川諏訪神社のしだれ桜です。
この桜は「福島桜番付」の関脇に選出されている桜で,福島県内では最も早く開花する桜でもあります(他には,矢祭町の戸津辺の桜も早咲きですね)。
2025年4月4日。小川諏訪神社には夕方5時に着きました。枝垂れ桜はライトアップされるので,夜桜見物してきましたよ (^◡^)。
小川諏訪神社へ
小川諏訪神社は,いわき市の中心部から北へ10 kmくらいのところにあります。JR磐越東線・小川郷駅から歩いていくこともできます(徒歩15分くらい)。
境内へ続く石段を進むと,この通り。鳥居の向こうに立派な枝垂れ桜が見えてきます。ちょうど見頃,満開のようですね!
着いたのが夕方で,西陽は背後の山に遮られています。日の光に輝くような桜を見るには,午前中の方がいいのかな?
でもこのあとライトアップがあるので,それを楽しみに待つことにしましょう。
拝殿前に立つと,枝垂れ桜の幹を間近に観察することができます。
樹齢650年。御神木にふさわしい貫禄と神々しさです。
ライトアップされた桜が,夜空に浮かび上がります
夕刻になると,地域の人たちが三々五々集まってきます。みなさんお参りをしながら夜桜見物をするのかな?
そして18時を過ぎた頃,ライトにあかりが灯されました。
暗くなり始めた神社の境内に,大きく枝垂れた桜が浮かび上がります!
小川諏訪神社のしだれ桜,ちょうど満開の日に訪ねることができました。
拝殿の前は一段高くなっていて,桜はその高台に植っています。そしてその枝は,桜の根元より下まで枝垂れています。これは見事だなあ。
枝垂れた枝の下を歩くと,桜に飲み込まれるような錯覚を覚えます。圧倒されるみたい。
桜のエネルギーに圧倒されて
夜が深くなってきました。その中に枝垂れる桜は雰囲気満点。樹齢650年のオーラが,一本一本の枝に宿っているようです。
鳥居としだれ桜。境内入り口には篝火が焚かれ,この空間をいっそう神々しいものにしていました。
石段にはこんな竹の灯籠が置かれています。うさぎさんはこの神社のマスコットキャラなのかな?
夜が更けていくごとに,桜は存在感を増していくようです。
夜桜が感じさせる濃密なエネルギー。ここのしだれ桜に限らずすごいよね。桜が過ごしてきた長い年月と,溜め込んできた生命力を一気に開花させるパワーが,そんなふうに感じさせるのかな。
桜と神社と地元の人々と
地元の人たちが桜の下を歩いてはお参りしていきます。家族連れの人が多くてみんな楽しそう。いい雰囲気だなあー,ここ。
桜は神社を守るように,圧倒的な迫力で咲き誇っています。すごいなあ…ってね。毎度のことながら,桜をずっと見ていると語彙力がなくなってしまうのです(笑)。
帰りの時間もあるので,この辺で神社をあとにします。。灯籠のうさぎさんたちが,最後まで余韻を感じさせてくれるのでした。
灯籠の写真は手持ちなので iso感度が上がってノイズでざらざらだけどね。うさぎさんが可愛いからこれでいいのだ。
おわりに
いわきの諏訪神社。福島市,郡山市からは少し離れているので足を伸ばすのが少し大変だけど,とてもいい雰囲気でした。
樹齢650年の枝垂れ桜も,それはそれは素晴らしいものでした。
福島桜めぐりが今年も始まります。お天気に恵まれるといいなあ。
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会津塗りのこのぐい呑み ↓ 使ってます。とても良いです (^◡^)