縁あって,上野〜浅草方面にはよく行きます。先日も上野に出かけたので,上野恩賜公園の不忍池や花園稲荷神社などをぐるっと歩いてきました。ときおり「梅雨明け!?」と言いたくなるような日差しが照りつけて,暑かったのですが。
不忍池のハス
毎年この時期には,不忍池がハスで覆われます。そろそろ見頃かな?と行ってみたら,けっこう咲いていました。
一面のハスに覆われた池の向こうに弁天堂。つぼみもたくさんあるので,もうしばらく見頃は続きそうです。
大きな葉っぱに隠れるように咲いた花も。こういうハスの花を見ると,北海道人の僕にはいつも「コロボックル」が思い出されます。あちらは蕗の葉っぱの下にいるんですが (^◡^)。
大きなハスの花の蜜は,ミツバチも吸いごたえがあるでしょう。
一面にハスの花が咲いている風景を見るたびに,極楽を思い出します…って行ったことないですけどw
不忍池のスズメたち
不忍池の周りにはスズメがたくさんいて,しかも人に対してあまり警戒心がありません。スズメに餌をあげる人がいて,それで人に近づいてくるようになったようです(これがいいことなのかどうかは議論があると思いますが,ここではこれ以上触れないでおきます)。だからハスの花を撮っていると,気がついたら足元にスズメがいたなんてことも。くちばしが黄色い子は子スズメでしょうか。羽毛がフクフクです。
この日は急に暑くなったせいか,水たまりで水浴びをしている子スズメもいました。気持ち良さそうで可愛らしいです。
花園稲荷神社
不忍池をぐるっと一回りしたら,上野駅へ向かいます。その途中にあるのが花園稲荷神社。人々で賑わう上野公園にあって,ここはいつも静かです。
いくつも続く鳥居をくぐっているのは外国人観光客の方々が多いでしょうか。確かにエキゾティック,ミニ伏見稲荷大社といった趣です。
今回撮った写真について少し補足
少し話が変わりますが,α6400には「全画素超解像ズーム」という機能があります。ソフトウェアによる補間処理を用いたデジタルズーム機能です。この機能を使うと光学ズームのみの時に比べて,見かけ上2倍長い焦点距離にズームができます。今回は主にテレ端210 mm(35 mm換算315 mm)のレンズを使いましたが,この機能を併用すると換算630 mmの超望遠レンズと同等の画角が得られることになります。
今回撮った写真の中で,ハスにミツバチの写真と,子スズメの写真は,この全画素超解像ズームを使って撮っています。デジタルズームだと画質が心配になりますが,「けっこういいじゃん!」というのが率直な感想です。
ただフォーカスエリアが中央に固定になったり,jpegでしか撮影できないなどの制限もあります。
とはいえ山に登る時に,荷物を減らすために望遠レンズを持たず,遠くのものを撮る時には標準レンズ+全画素超解像ズームで済ませるといった使い方もありだなと思いました。
おわりに
最後に上野駅に向かって歩いて,公園入り口近くの「東京文化会館」にも行きました。この建物にはクラシカルな螺旋階段があって,その写真なども撮ってみたいと思っていたのですが,あいにくまだ開館しておらず,上野を後にしました。
お花見のシーズンには人が多すぎてちょっと敬遠してしまうこの界隈ですが,博物館や美術館がたくさんある楽しい場所でもあります。
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