5月に入り,風薫るいい季節になりました。木々には葉っぱも茂ってきましたね。
そういえば,鳥たちはどうしているかな?冬の間はよく野鳥撮影に行っていたけど(木々から葉っぱが落ちて観察しやすくなるからね),最近はとんとご無沙汰だなあ。
というわけで,久しぶりに近所の公園に行って,カワセミの様子を見てきました。おりしも池には睡蓮が咲いていました。
初夏のカワセミ
公園の池に行くと,さっそく「チーチチチ!」というカワセミの声が響いています。
ほどなくして,雄のカワセミが登場。池に貼られたロープに留まります。よっ,久しぶり!
オスのカワセミはすぐに飛んでいってしまった…と思ったら,代わってすぐにメスのカワセミが登場!サービスいいね。
こちらはすぐ近くの杭に止まって,いろんなポーズをとってくれました。
でもキミ,冬に会った時よりもちょっと痩せたかな?そろそろ雛鳥が生まれる(もう生まれた?)季節だから,いろいろと大変なんでしょうかね。
池ではちょうど睡蓮の季節。なかなかきれいです。
ハスよりもひと回り小さい花ですが,こちらも魅力的ですね。
カワセミランディング
今回はカワセミがあまりダイブしてくれず,またそれを捉えることもできませんでした。
でもちょっと珍しいシーンが撮れました。木の枝から飛んだカワセミが,杭の上にランディングするところ。
かなり近い位置で撮れたたので,羽の質感やお腹のもふもふ感がよくわかります (^◡^)。
カワセミをアップでとらえてみます
メスもオスも近くにきました
そのカワセミが杭に止まったところ。これは♀です。
あったかくなったからあんまり羽毛を膨らませてないのかな?と思ったけど,やっぱり痩せてますね。
光の当たり方で,鮮やかな構造色があまり出ていませんが,これがカワセミの羽の本来の色なのかもね。
そしてオスも飛来。こちらも近くから撮れました。もうパキパキです。
光の当たり方で色が違って見えるのが面白い。青に見えたりグリーンに見えたり,はたまた構造色が出ずに紺色に見えたり。
トリミングしてアップにします
近くで撮れたので,メスとオスをトリミングでアップにしてみましょう。
こちらが雌のカワセミ。ちょっと痩せ気味で眼がギョロッとしてます。
…いつも思うんだけど,カワセミってアップで見るとけっこう恐竜っぽい。かつての翼竜にも,中にはこんなカラフルなやつがいたのかもしれないね。恐竜たちの跋扈する世界は,以外にカラフルだった?
こちらオスのカワセミ。こちらはそんなに痩せてないですね。やっぱり産卵は,母体にとって負担のかかる営みということなんですかね。
よく解像していてうれしい。Sonyの SEL70350G いいですよ(高画素機が欲しくなるな。APS-Cですけど)。
魚をゲット!
ちょっと目を離していたら,カワセミくん,魚をゲットしたようです(その前のダイブシーンは見逃しました 汗)。
魚の表情が切ない。「あ,やられた!」って言ってるみたいです。
それにしてもこんな小さな魚を見つけて,飛び込んでゲットって,カワセミの狩猟能力はすごいですね。美しい姿をしていながら,やっぱ現代の翼竜だわ。
おわりに
カワセミの池に来たのは久しぶりでしたが,元気に飛び回っていたので安心しました。
折を見て,また見回りにこようと思います。
こちらも見てね