冬になるたびに野鳥撮影に出かけてきました。
野鳥,特にスズメ大の小鳥はかわいい!けれども小さいから,その表情を捉えるのは難しい!
でもジャスピンで撮れた写真をトリミングしてアップにすると,可愛い小鳥の表情が見えてきます。
そこでこの記事では,アップにした鳥たちの写真をまとめてみます。これまでに載せた写真の使い回しですが (^ ^;)
小鳥たちのアップ写真
メジロ
まずなんと言っても可愛いメジロ。毎年春になると梅や河津桜の蜜を吸いにきます。その姿は春の妖精。本当に絵になります。
そしてまた彼らは春を告げる風物詩でもあります。メジロが蜜を吸いながら,あっちの絵だからこっちの枝へと飛び回る姿を見ていると春を感じずにはいられません。
エナガ
お次はメジロよりもさらに可愛いエナガ。小さな嘴につぶらな瞳。小鳥の中でも一際小さなその体。アップにしてみると首を傾げているように見えて,「あざとい!」と言いたくなるその可愛さ。
「一番可愛い小鳥は何?」と聞かれたら,僕ながら迷わずに「エナガ!」と答えますね。森を歩いていると,彼らが群れで行動しているところによく出くわします。
コゲラ
可愛い小鳥はさらに続きます。お次はコゲラ。コゲラはね,その顔がいたずらっ子みたい。
口元が叱られてむくれてる男の子みたいだし,目の上の白い眉毛もいたずらボンズっぽい。
コゲラは小さな嘴で木をつつきます。キツツキの仲間ですからね。
その音も,小さく「トントントン♪」という感じでかわいいんです。
シジュウカラ
続いてシジュウカラ。公園を歩いているといつも聞こえてくるシジュウカラの声。あの小さな体から,どうしてこんなに大きく響き渡る声が出るんだろうと思わずにいられません。
シジュウカラは,黒い頭に白いほっぺ,胸のネクタイ,そして抹茶色の背中。珍しくはありませんが,すごくきれいな鳥だと思います。
でも警戒心がかなり強いようで,アップで撮るのはなかなか難しいと感じます。
ヤマガラ
シジュウカラは抹茶色のワンポイントなのに対して,ヤマガラはオレンジのワンポイント。なかなか派手な出立ちです。
目のところには白いラインが入っていて,なんとなくお人好しっぽい顔立ち (^ ^)。
昔の日本では,お祭りの出店でヤマガラに芸をさせる人がいたようです。そんなこともあってか,シジュウカラに比べると近くまで寄ってくるように思います。
セキレイ
セキレイにはハクセキレイ,キセキレイ,セグロセキレイがいますが,どこにでもいるのはハクセキレイ。
よく道路の上を歩きながら,長い尾をヒョイヒョイ振っていますね。
川辺にもよくいます。水辺にいるときは,その姿がせせらぎによく似合っていると思います。
アオジ
公園を歩いていると,地面の茂みの中をアオジが歩いていることがあります。地面に落ちている木の実や虫を探しているんでしょうか。
アオジの体の模様は,カラフルになったスズメ?という感じ。黄緑色の頭に黄色いお腹。可愛いです。
スズメ
スズメの名前が出たので,スズメのアップも。
見慣れた鳥で,出会ってもプレミアム感はないけど,茶色い帽子と黒いほっぺがかわいいです。
「あんまりお米を食べにくるなよ」と案山子で追い払ったりしながらも,昔から愛されてきた存在。それは昔話「舌切り雀」や仙台の「雀踊り」などにも表れていますね。
ジョウビタキ
冬の使者,ジョウビタキ。寒くなると大陸からやってくる渡り鳥です。
オスはオレンジ色の背中に銀色の頭,派手な衣装を纏っています。メスはもう少し地味な褐色ですが,目がつぶらで可愛いです。
ジョウビタキはナワバリ意識が強いようで,森の中で出会うと,その冬の間は同じ場所で出会うことがよくあります。
またこちらが近くに寄ってもあまり逃げませんが,これはおっとりしているというより,ナワバリを守ろうとしているのかな?
葉の落ちた木々の間に,ジョウビタキの「ヒー♪ ヒー♪」という声が響くようになると冬です。
モズ
モズの体はスズメくらい。つぶらな瞳もかわいいです。
でもそのくちばしは鋭く尖っていて,そこだけ見ると猛禽類の血が混じっているように見えます。
実際かなり気性の激しい鳥のようで,生きたカエルなどを捕まえてそのまま食べたりします。獲物を木の枝に刺しておく「モズのはやにえ」はその象徴ですね。
カワセミ
小鳥たちのラストはカワセミ。嘴が長いので写真を見ると大きめの鳥なのかな?と思うかもしれませんが,実際に見るとその体はスズメくらいの大きさです。体型は独特ですけどね。
そでもメタリックブルーの体は陽の光に輝いて,とてもよく目立ちます。
獲物を狙っているときは意外にも鋭い眼差しをしていますが。
大きめの鳥や水鳥もいくつか
キンクロハジロ
わははは,なんですか,このちょいワル親父は。髪をオールバックにセットして,目を金色に光らせています。
そしてその姿を水鏡に移して悦に入っているみたい(笑)。
トラツグミ
「鵺(ぬえ)」と呼ばれた鳥,トラツグミ。夜になるとヒョーヒョーと物哀しい声で鳴き,悪いことを呼び寄せる妖怪に喩えられていたようです。
一度公園でトラツグミに出会ったとき,こいつがどんどん近づいてきて,こんなになっちゃいました。これ確かに鵺だな…。
野鳥を撮っていて,「近すぎて困った」のは,後にも先にもこの時だけです。
おわりに
鳥たちを撮っていて,その表情を捉えることができると楽しいですね。
ここまでに挙げたのは特に珍しくない鳥たちばかりですが,みんな可愛いです。
またこの記事に,写真を追加していきたいと思います。
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