冬になると木々の葉が落ちて,枝に止まった野鳥が観察しやすくなります。一方,寒くなるので山登りは控えることが多くなります(今年は特に事情があって,登山は春までお預けです)。
そんなわけで,冬は野鳥撮影の季節。
動きの素早い野鳥を追いかけるのは久しぶり。上手く撮れるかなあ…。
そう思って,練習を兼ねて,望遠レンズを持って近所の河川敷で野鳥を撮ってきました。
特に珍しい鳥には会えませんでしたが,リハビリにはなったかな?
サギ類は今日ものんびり
アオサギは歩いたり飛んだり
河原の湿地帯を歩くと,アオサギがいつものようにぼーっとしています。
いつものんびりしたやつだなーと思って見ていたら,おもむろに歩き出します。一歩がでかい!のっしのっしという感じ。
その後別の個体が,いきなり飛び立ちました!
羽の模様など,コウノトリみたいに見えないこともない。
大型の鳥は飛ぶ時に予備動作が入るし,動きも比較的ゆっくりなので飛翔シーンが撮りやすいですね。
こんな大型の鳥がたくさんいて,身近なところで繁殖してるって,よく考えたらすごいことだなあと思います。
ダイサギとコサギもいました
その近くには,ダイサギが水の中に佇んでいます。ダイサギを見るたびに思います。「コイツは恐竜だな!」って。
ゴツい体の作り,その顔つき,どう見ても恐竜っぽい。
12月に入って水は冷たくなっていると思いますが,ずっと足を突っ込んだままぼーっとしています。寒くないのかな。
コサギもいます。その名の通り,ダイサギとは大きさがかなり違いますね。
これは幼鳥かな?珍しく木の枝の上に止まって周りを見渡したりしていました。
このあと飛び立つシーンも撮れたのですが…お尻を向けて飛んでいってるな (^ ^;)。
水面にはカモたちも
川面にはカモたちもたくさんいます。カルガモ,マガモ…。見慣れた顔ぶれですね。
そんな中で比較的警戒心の強いコガモが近くに来たので一枚。
シジュウカラは飛ぶ
木立の方へ行ってみると,メジロとシジュウカラの混群が飛んできました。木の実を啄んでいるようです。メジロは,梅の花が咲いてる時はその蜜を吸ってるけど,今の季節はこういうものを食べてるのか…。
こちらはシジュウカラ。警戒心が強くてなかなか上手く撮れないけど,白いほっぺと胸のネクタイがかわいいし,背中の抹茶色もすごくきれいだと思う。
木の実がたくさんついてる枝を見つけたのか,シジュウカラは飛び立ちました。羽を広げた姿はカッコいいけど,かわいい顔が隠れちゃったな。
秋の森ではこんな風に小鳥たちが飛び回ってるんですね。なんだかいいなあ (^◡^)。
それにしてもこのサイズの小鳥は動きが速くて,飛翔シーンを写すのが難しいです。
カワセミもいました
水辺にはカワセミもいます。いつ見てもきれいな鳥です。トゲトゲのある枝に止まってるみたい。
今回は飛翔シーン,飛び込みシーンは撮れませんでした。お腹を空かせた時間帯じゃないと,なかなかダイブしてくれないですね。
おわりに
鳥撮りの勘を取り戻すために,リハビリ撮影をしてきた話でした。
そろそろ冬の使者,ジョウビタキが来てるかな?とも思ったんですが,あの「ヒーヒー」という声は,まだ響いていませんでした。もうすぐかな?
今年の冬は,訳あってあまり出歩けないけど,時間があったらカメラを持って森を散歩したいと思います。
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今回使ったレンズはこれ↓