冬になりました。今年は訳あって,春まで山には行かず,うちでおとなしくしているつもりです。仕事先の福島で,夕暮れの吾妻連峰や安達太良山を,指を咥えながら眺めたりしてます(笑)。
そんな中,今年登った山の動画をまとめてみました(1つだけ去年の動画もあります)。
「動画」とは言っても,iPhoneで気軽に撮った短いものですが。またジンバルも使っていないので,ところどころ画面が揺れて酔いそうになるのはご勘弁を(汗)。
谷川連峰
残雪期の谷川岳は,天気に恵まれればパラダイス!天神尾根を歩けば,トマの耳・オキの耳の双耳峰を日帰りで往復することができます。
↓これだけ2021年の動画。天神平から谷川岳に登った時の動画です。フルスクリーンにしてみてくれるとうれしいなあ。
この時の谷川岳がとても良かったので,今年の春は白毛門に登って,谷川岳の東壁を眺めるべく出かけました。
実際に登ってみると白毛門の頂上付近にクラックが入りまくっていて,雪崩が怖くて撤退。この動画は「松の木沢の頭」付近から撮ったものになります。
白毛門の頂上に立てなかったとはいえ,谷川連峰の眺めは,それはそれは素晴らしいものでした。
谷川岳に登った時の記録はこちら↓
安達太良山の稜線
今年の5月に安達太良山に行きました。あいにくのガスと強風で,稜線上の眺めは良くなかったのですが。
でもこういうのも悪くないよね?こんな時は「いかにも山の上にいる」って感じがしますし(負け惜しみじゃないヨ)。
北アルプス・双六岳から三俣蓮華岳
今年の8月に,新穂高から入山して双六岳〜鷲羽岳を往復してきました(翌日槍ヶ岳にも向かいましたが,雨で何も見えず…)。
双六岳の稜線は伸びやかな風景が広がる別天地でした。
ここ,初夏に来ると雪田が残り,高山植物が咲き乱れてるんだろうなあ。
行手には鷲羽岳と水晶岳。稜線を歩いている間,東側にずーっと槍が見えているのも最高です (^◡^)。
北アルプス・南岳にて
8月の北アルプスでは槍ヶ岳で雨に降られて何も見えなかったので,そのリベンジで9月下旬に南岳〜槍ヶ岳の稜線を歩いてきました。いやあ,すごい眺めでした。
動画は南岳で撮ったもの。北の槍ヶ岳から南の穂高,笠ヶ岳までぐるっと見回しているんですが,スマホがブレないように支えながら体を180° 以上捻るので,体幹がプルプルしています(笑)。
この稜線は槍から南岳,そして穂高へと逆にたどるのも楽しそうですね。また歩く機会があるような気がします。
鳳凰三山・薬師岳の朝
10月の終わりに登った南アルプス・鳳凰三山。南御室小屋にテント泊して早立ちし,薬師岳で夜明けを迎えました。
野呂川渓谷を挟んで聳える白峰三山(北岳,間ノ岳,農鳥岳)がモルゲンロートに染まる光景が神々しくて,厳粛な気分になりました。
風化した花崗岩の白砂でできた稜線を歩くのも,気分爽快でした。ここ,いいですよー。
おまけ:奥多摩・麦山浮橋
おまけ…というか一昨年の夏の動画なのですが。
奥多摩の三頭山に登った時のアプローチで,奥多摩湖にかかる麦山浮橋を渡る様子です。ゆらゆら揺れる浮橋が面白くて,はしゃいでしまいました(子供かっ!)。
エメラルドグリーンの奥多摩湖と緑のシャワーのような森も良かったなあ。
おわりに
山で動画を撮ると,スチル写真とはまた違った臨場感があって面白いですね。iPhone の動画とはいえ,画質も悪くないですし。
去年の針ノ木岳縦走の時も,もう少し動画を撮ってみればよかったなと思いますが,あの時は荷物が重くて余裕がなかったからなあ。
ここに載せた動画は iPhone を手に持って撮っているので,立ち止まっている時か 安全だとわかっている所を歩いている時のものだけです。
もっとハードな場面の動画を撮るとなると…GoProみたいなアクションカムをヘルメットに装着して…という感じになるんでしょうか。そういう撮影にも興味はあるけど,そっち方面の沼も深そうなんですよね。今のところは自重しておこうかな(苦笑)。
こちらも見てね
↓ こういうのを使うと,動画のクオリティが上がるかな?