福島の仕事先で,建物の屋根にツバメが巣をつくりました。
草と泥で作ったお椀型のお家。いじらしいですね。
その巣で育った子ツバメたち,あれよあれよという間に大きくなりました。
餌を運ぶ親鳥も大忙しになってきたようです。
せっせとエサを運ぶ親ツバメ
子ツバメたち,ずいぶん大きくなりました。1週間前に見た時は,まだピヨピヨだったのに。
体を寄せ合って,「ご飯まだかなあ」と待っているようです。
するとそこへお母さんツバメが飛んできました!
子ツバメたちはいっせいにピヨピヨピヨ!と声をあげ,口を大きく開けてエサをせがみます。
親ツバメ,空中でホバリングしながら,真ん中の子に給餌しました。
両側の子も口を開けて「僕たちにも早くー!」って言ってるのがむちゃくちゃ可愛い (^◡^)。
変わって今度はお父さんツバメ(尾羽が長いからオスで合ってますよね)。今度は右側の子にエサをあげてますね。おおっ,連携が取れているようだぞ。
一応巣の縁につかまっていますが,激しく羽ばたきながらの給餌です。
給餌はあっという間のできごと。子ツバメにエサをあげた親ツバメは,息着く間もなく次のエサを探しに飛び立ちます。
いやー,がんばってますね!ホントにツバメの営みは愛おしい。子育てがんばれよ!って声をかけたくなります。
ツバメはエサを運び続けます
再び親ツバメが飛んできました。今度は左の子に給餌です。
雛鳥に口移しで給餌。親鳥の顔が丸ごと口に入っちゃいそうな勢いですな (^◡^)。親ツバメは,瞬膜が出ていますね。
オイオイ落ち着けっ!てなってるんだろうか(笑)。
子ツバメが口を突き出してくるもんだから,親ツバメはホバリングしながらのけぞっています。
今度は再び真ん中の子にエサをあげます。
親ツバメは翼を広げて,給餌する姿もまた美しい。ツバメってホントに愛おしい生き物だわ。
超高速で飛びながら
夏の暑い空の下,親ツバメは超高速で飛びながら虫を捕まえては子ツバメの元へ。
自分もちゃんと食べてるのかな?
超高速で戻ってきた親ツバメ。いっせいに口を開ける雛ツバメ。
大きな羽を広げて,右の子に給餌。
ツバメの体は小さいけれど,空中生活に特化した体型です。アスペクト比の大きな翼と尾羽。カッコいいですなあ。
話は変わりますが,ここは軒下なので日光が届きません。
1/1600〜1/2000 秒の高速シャッターを切っていますが,iso感度が2000くらいまで上がってしまいます。ノイズが乗ってくるけどまあ仕方がないかな。
ツバメの給餌はエンドレス
またお父さんが飛んできました。
「イクメン」なんて言葉が流行る前から,ツバメは両親で子育てをがんばってきました。
そして子ツバメたちは「親を待ってたよ!」って全身で表現します。尊いね。
ところで給餌の様子を見ていると,子ツバメの方が大きく見えます。
これはふっくらと毛を膨らませているから?それとも口を大きく開けているから?
親鳥が餌探しに忙しすぎて,痩せてしまったせいではないよね?
お母さんの持ってきたエサを,みんなで取り合うように集まる子ツバメたち (^ ^)。
一番左側の子がさっきからおとなしいんだけど,ちゃんと食べてるかな?
子ツバメたちに見送られて,親ツバメの餌探しはエンドレスで続きます。
がんばれ福島のツバメ!
おわりに
もう夏も本番。
大きくなった子ツバメたちは,そろそろ飛ぶ練習を始めるでしょう。
そして一人前になった頃,みんなで南へ渡っていくのでしょう。
がんばって無事に渡ってな!
また来年,元気な姿を見せてくれることを願ってやみません。
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