札幌に帰省してたんですが,ある朝「野鳥がいないかな?」と西岡公園に行ってみました。
そしたらそこで,チョー可愛いエゾリスに出会いました。
ホント,めっちゃ可愛いかった!
エゾリス登場!
札幌市豊平区にある西岡公園。ここは小高い山の上にあって,森が広がっているところ。森の中には,かつて札幌市の水源地として使われた湖があります。
春まだ浅い3月。北海道の森は,雪に覆われています。そんな中を,野鳥を探しながら歩きました。すると…。
おや?あれは…。
エゾリスです!二匹のリスが元気に森の中を駆けています!ぴょんぴょん跳ねながら,右に左に!
二匹で駆け回るもんだから,チップとデールみたい。
思わずカメラを右に左に振り回しながら追いかけます。写真を撮りながら,テンションが上がります!
雪の上だけじゃなくて,時々木の上に駆け上がって辺りを見渡したり。いやあ,可愛い!
そしてピョンピョン跳ねながら,かなり近くまで走って来たりします。
お?こっちをみてるのかな?っていうか,可愛すぎでしょ!
雪の上を疾走!
二匹のエゾリス,雪の上を疾走します!
食べ物を探してるんでしょうけどね。見てるとまるで,駆け回って遊んでるようです。
こうやって,全身を使って跳ね回るもんだから,かわいくてしかたがない。
写真を撮りながら,「かわいい!かわいい!」と思わず口にしてしまいます (^◡^)。
そして時々立ち止まってはこんなポーズ。キミ,中におっさんが入ってるんか?(笑)
木にも登ります!
リス,雪の上を走り回るだけじゃなくて,時々木の上にも駆け上がります。
真っ直ぐに登っていったかと思えば,今度は真下を向いて下りて来たり。身軽ですなあ。
そしてその途中でこっちに視線をいただきました。かわいいよう!
あんまり可愛いから,トリミングしてアップにしちゃう (^◡^)。この表情は反則です。
耳もかわいいし,ヒゲもかわいい。眼もかわいい!
森の中にこんなのが住んでるとはなあ。うれしいなあ。
ちょっと振り返るポーズもサマになってます。
はたまた木の股から顔を出してみたり。楽しそうですねえ。まるで「なに?話は聞かせてもらった!」って言ってるみたいですが(笑)。
木の幹の反対側に回り込んで,再びカメラ目線。
「ん?なんだコイツ?」って思ってるのかな?好奇心旺盛な,その性格がよくわかるようです。
食べものを見つけたのかな?
木から下りてきたリスは,雪に顔を突っ込んで,何やらモグモグしています。
何か食べ物を見つけたのかな?それとも走りすぎて,暑くなったから雪を食べてるんでしょうか?(笑)
モグモグタイムが終わったら,また走り出します。躍動感が止まらないですねえ。
…と思ったら,ぐるっと回ってまた近くまでやって来ました。
フサフサの尻尾がかわいい!雪の上にちょこんと付けた,前足がかわいい!
要するに全部かわいい!
カムイの森で
ところで北海道に住んでいたアイヌの人々は,森に住む動物たちをカムイ=神として畏怖していました。
ヒグマはキムンカムイ,コノハズクはトキットカムイ,シマリスはカスエクルクル,そして最高神シマフクロウはコタンクルカムイ。
エゾリスのアイヌ語名は「トゥスニンケ」。「トゥス (tusu)」は巫術,「ニンケ (ninke)」は消すという意味らしいです。
「巫術を使って姿を消すもの」という意味でしょうか?何か謂れがありそうですね。
あるいはフサフサの尻尾で姿を隠すことができると思われてたのかな?
そんな北海道の森は,もう直ぐ雪解けの春を迎えます。
春の遅い北海道では,雪が消えたあと,梅と桜が同時に開花します。
札幌に住んでいた頃,冬の厳しさがゆるんで春の足音を感じる季節が好きだったな。
きっとエゾリスたちもそんな季節を感じとっていることと思います。
おわりに
突然現れて駆け回っていた二匹のエゾリス。しばらく楽しそうに走っていましたが,おもむろに向こうに走っていきます。
背中を向けているときにも,ぴょこぴょこ跳ねるように駆けていきます。
あたりはまぶしいくらいの雪の野原。ありがとう,元気が出たよ。
リスは森の中へ走り去っていきました。去っていくお尻がまたかわいいぞ(笑)。
まだ氷結している西岡水源池。その脇を歩いて,町に戻りましょうかね。
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