最近は東京都の北の端にある,浮間公園によく脚を運んでいます。
新型コロナの感染者が増加中なので「密」を伴う移動はなるべく控えていますが,この公園はうちから歩いて15分。ウォーキングを兼ねて行けるし,園内は人も少ないので,今の時期の行き先としてはGoodです。
都立浮間公園について
浮間公園は荒川の三日月湖,「浮間が池」を囲むように広がる公園で,この池を境に東側が北区,西側が板橋区となっています。また公園のすぐ北は荒川の河川敷で,その向こうは埼玉県です。
遠くから訪ねるなら,JR埼京線の浮間舟渡駅で降りれば目の前が浮間公園です。アクセスは抜群ですね(駐車場はないので電車でのアクセスがおすすめです)。
公園の奥の方,浮間が池の北端はバードサンクチュアリとして保護されています。お目当てはここ。カワセミが生息しているのです。
カワセミを待つ
バードサンクチュアリに行くと,バンやカイツブリ,カルガモなどの水鳥やサギ類がくつろいでいます。彼らを眺めながら待っていると,時々カワセミが姿を現わします。
カワセミが姿を見せるのは,その日にもよりますが30分に一回くらいでしょうか,葦原に沿って飛んだり,池の真ん中にある杭に止まったりします。カワセミが飛ぶと陽の光に青く光ってとてもきれい。
カワセミが杭にとまったら,池にダイブしたり飛び立ったり…アクションを起こすタイミングを予測して連写します。シャッタースピードは1/2000秒。カワセミの動きはすごく速いですからね。
とは言っても,カワセミの動きはなかなか予測できないし,速いし,本当に難しい。たまにうまくタイミングが合ったと思っても,お尻を向けて向こうへ飛んで行ってしまうこともあるし…。
葦の茂みに沿って飛ぶカワセミ。これはくちばしの下側が赤いのでメスですね。
飛翔するカワセミを撮るにはシャッターを速くする必要があるので,光が十分に当たる晴れの日じゃないとうまくいかないですね。浮間公園のバードサンクチュアリに光が入るのはお昼くらいまでなので,チャンスはそんなに多くありません。
夕日を浴びるカワセミは,杭にとまっているところなら撮れます。背中の青がきれい。
オオタカも飛来しますが…
この季節,浮間公園には時々オオタカがやってきます。オオタカの飛翔もかっこいいのですが,彼がやってくるとサギたちは騒ぎ出し,小鳥たちは姿をひそめます。カワセミもしばらく茂みに姿を隠します。痛し痒しですね。
バードサンクチュアリはサギたちの楽園
浮間公園のバードサンクチュアリはサギたちの楽園になっています。ダイサギ,コサギ,アオサギ,ゴイサギ。みんな日差しを浴びてのんびり過ごしているように見えます。
サギは時々近くに飛んできたりするので,思わずカメラを向けてしまいます。カワセミを待つ間はちょっと退屈なので,構ってくれてるのかな?(^ ^)
それにしてもアオサギはいつ見ても恐竜っぽい。
おわりに
浮間公園はうちから近いので,以前からちょくちょく行っています。子供が小さい頃はよく連れて行って遊具で遊んでいましたし,桜の季節もきれいです。いいところですよ。
すぐに行けるところにこんなきれいな公園があるというのは恵まれていると思います。これからも通ってみます。次はカワセミがダイブするところを撮れたらいいなあ!
それにしてもカワセミは小さいし,なかなか近くに来ないので,超望遠レンズが欲しくなります。↓ これとか(ここに載せた写真は55-210 mmのズームレンズで撮っています)。
タムロンさんあたり,APS-C用で400 mmくらいの望遠単焦点レンズを作ってくれないかなあ。開放F値は5.6くらいでいいので… (^ ^;)
さてさて。実はもう一つ,ウォーキングで行ける範囲にカワセミが生息しているところがあります。今度はそちらにも行ってみようと思います。
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