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2020年を写真とともに振り返る

あけましておめでとうございます。2021年になってからすでに5日が経ち,仕事も始まりました。こんなタイミングですが,遅まきながら2020年を振り返ってみたいと思います。行動が制限されて,あまりいろんなところに行けなかったなーと思いながら。

写真はすでに一度アップしたものが大部分なんですけどね (^ ^;) 

年初

昨年の年初(2020年の1月)は義実家の岩手に帰省していました。この頃はまだコロナの足音は聞こえてきておらず,2020年がこんな年になるとは想像もしていませんでした。

岩手はきれいなところです。義実家から遠野の田んぼの中にポツンとある荒神神社を撮りに行ったり,

遠野・荒神神社

遠野・荒神神社

早起きして紫波町の五郎沼で白鳥と戯れてきたりしました。

五郎沼の白鳥

紫波町・五郎沼の白鳥

北海道生まれなので,冬は寒いけど好きです。雪が降るといまだにワクワクします。雪かきは大変だけどネ。

早春

2月。北海道では冷え込みが厳しい時期ですが,東京では日差しがポカポカしてくることに,最初は驚いた記憶があります。如月って「早春」なんだなーと。

すずめの声の 変わったような
青い空が かすむような
ああ土の匂いがかぎたい
その春にほおずりしたい

矢沢 宰「早春」から

梅が咲き,花の蜜を吸いにメジロが集まってくると「春が来たなー」って感じますね。そして3月に入ると河津桜が咲き始めて,メジロはウメジローからサクラジローに進化したり (^ ^)

河津桜にメジロ

河津桜にメジロ

毎年春のうちに,その年のウォーミングアップ的な登山をするのですが,去年の一発目は丹沢の檜洞丸にいきました。登山道を埋め尽くすように咲くミツマタの花がとても良かったです。

檜洞丸のミツマタ

西丹沢・檜洞丸のミツマタ

丹沢はあまり行ったことがなかったのですが(つい奥多摩や奥秩父に足が向いてしまいます),また行ってみたいですね。

3月下旬。新型コロナの感染が広がり始めたのがこの頃でした。都知事から不要不急の移動を控えるように要請が出され,ちょっとピリピリして過ごすようになりましたね。なかなか桜も見に行けない中,3月31日に大雪が降りました。

家の周りの桜並木も雪化粧し,その中を散歩してみたりしました。なんとなく印象に残ったできごとでした。

桜に雪

桜に大雪が降りました

一昨年から定期的に福島で仕事をするようになって,去年の春は三春の桜を見に行くのをとても楽しみにしていたのですが,緊急事態宣言もあり,これが叶わなかったのは残念なことでした。

三春滝桜

三春滝桜(2019年4月に撮影)

この写真は一昨年訪ねた三春のシンボル滝桜ですが,この町は滝桜だけではありません。町全部が桜に浮かんでいるようで,本当にきれいなところです。今年こそ行けたらいいなあと願っています。

ところでこの時期から仕事がほとんどリモートになり,うちにいる時間が増えました。それでほぼ毎日晩ご飯を作るようになりました。料理は前から好きだったので毎日の献立を考えて作るのはいっそう楽しく,この一年は「料理をした年」として記憶に残りそうです。

冷製パスタ

冷製パスタ

 

初夏

梅雨に入り,紫陽花が咲くようになりました。この頃はカメラを持って近所の小径やお寺の境内を散歩し,紫陽花を撮ってばかりいたような気がします。

紫陽花

近所のお寺の紫陽花

あらためて見る紫陽花はきれいで,近所にもこんなにたくさんの種類の紫陽花が咲いていることに気づきました。普段見落としていることもたくさんあるんだなあと…。

紫陽花手水

近所のお寺の紫陽花手水

一度見てみたいと思っていた紫陽花手水も,近所のお寺が飾ってくれました。息がつまるような毎日を彩るために用意してくれたのかな。

梅雨の合間の晴れの日,奥多摩の三頭山に登りました。この山に登るには奥多摩湖(小河内ダム)を麦山浮橋で渡る必要があります。この山行では,ユラユラ揺れる浮き橋を渡るのが一番面白かったです(小学生並みの感想)。

奥多摩・麦山浮橋

奥多摩・麦山浮橋を渡って三頭山へ

梅雨が明け,夏が来ても行動の自重は続きました。仕事のついでにこんなスナップを撮ったりしていました。

上野駅にて

上野駅にて

うちのベランダから,飛ぶ練習をする子ツバメの写真を撮ったり(この時は目の前に電線があってよかったと思いました (^ ^)。

子ツバメ

がんばれ子ツバメ!

8月中旬に,奥多摩の鷹ノ巣山に山小屋泊まりで登ってきました。どこに行こうか迷ったのですが,この時も都県境を越えない判断をしました。自分でもこだわり過ぎかなーとか思ったんですけどね。

結局昨年はこれが唯一の宿泊登山になってしまいました。もともと去年は北アルプスの針ノ木岳に行こうとか計画だけは立てていたのですが,まあ仕方がないですね。

鷹ノ巣山から富士山

奥多摩・鷹ノ巣山から富士山

鷹ノ巣山では,頂上にいたアブに腕や足をボコボコに刺されてしまいました。その跡は今でも残っています。いやあ,ひどい目にあった。2020年の僕の漢字一文字は「虻」ですな (^ ^;)

…それでこの間そんな話をしていたら ,息子は「ああー,いっしょに行かなくてよかった!」って。オイオイ,そんなこと言うなよ(笑)

鷹ノ巣山から天の川

鷹ノ巣山からはくちょう座の天の川

鷹ノ巣山は都内から十分に日帰りができるのですが,この時山小屋泊まりにしたのは,山の上で星空の写真が撮りたかったからです。奥多摩は都内の街明かりの影響がありますが,それでも天の川を撮ることができてうれしかったです。

秋になりました。上半期は待機だった福島の仕事も再開し,その合間にいくつかの場所を訪ねてみました。

二本松市では例年行われている菊人形祭りが中止になり,代わって市内の神社などで菊手水が飾られました。これは予想以上に美しく,菊の花に対するイメージがけっこう変わりました。

菊手水

二本松神社の菊手水

他には霞ヶ城公園や本宮の蛇の鼻公園に行って紅葉を楽しんだり。

蛇の鼻公園

本宮市・蛇の鼻公園

また一昨年から福島の山に登る機会を作りたいなあと思っていましたが,昨年は吾妻連峰に登ることができました。稜線から見る五色沼…通称「魔女の瞳」は印象的です。

魔女の瞳

吾妻連峰「魔女の瞳」

吾妻連峰に登るときは暗いうちから歩き始めたのですが,その途中で星がすごかったので一枚撮りました。固定撮影の一枚撮りだけど冬の淡い天の川まで良く映りました。

冬の大三角

吾妻連峰不動沢橋から冬の大三角

その後チャンスをうかがっているのですが,自分の都合と天気のタイミングがうまく合わず,冬の星空はちゃんと撮れていません。今の状況からすると,この冬は星撮りがちゃんとできないまま終わってしまう可能性が出てきました…(泣)

話は前後しますが,12月に入ってから新型コロナの感染が増えて遠出がしづらい感じになってきているので,福島でもあまりあちこち行かないようになりました。

雪の吾妻連峰

雪をまとった吾妻連峰。福島市内から

東京にいる時もあまり出歩かず,近所の公園で鳥を撮ったりしています。特にカワセミを撮っていますが,動きが速くて本当に難しいです。それにしてもきれいな鳥です。

カワセミ

近所の公園のカワセミ

 

そんなわけで2021年…

そんなわけでまあ大変だった2020年も終わり,2021年を迎えました。今年最初の仕事はお正月に食べるエビの背わた取りでした。

おせち

お正月。今年もよろしくお願いします

今年は登山や星撮りが去年の分までできるといいなあ。この状況が少しでもよくなることを願いながら過ごします。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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