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【南アルプス南部】聖岳-赤石岳-悪沢岳縦走 #5 最終日:悪沢岳を越えて椹島へ下山

朝の赤石岳


南アルプス縦走のラスト。前記事「【南アルプス南部】聖岳-赤石岳-悪沢岳縦走 #4 3日目:赤石岳を越えて中岳避難小屋へ」の続きです。

これまでの話はこちら

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縦走の最終日は悪沢岳を越えて,そのあと椹島まで一気に下山します。バスの時間が決まってるけど,間に合うかな?

最終日は椹島まで下山します

いよいよ迎えた最終日。今日はまず悪沢岳に登ってご来光を迎えます。そのあと千枚小屋を越えて,椹島まで一気に下山する計画です。

最終日は悪沢岳を越えて椹島へ下山

最終日は悪沢岳を越えて椹島へ下山します

予約している畑薙行きのバスは13時発です(最終13時50分はいっぱいで取れなかった…)。

中岳避難小屋から椹島までの標準コースタイムは,「山と高原地図」によると9時間5分です。3時に出発して休みなしで歩いたとしても,椹島に着くのが12時を回ってしまいますね。結構シビアか!?

一方,中岳避難小屋の管理人さんによると,椹島まで正味8時間で行けるとのこと。どっちが正しいのかな?

いずれにしても,あんまりのんびりしてはいられませんね。もしバスに間に合わなかったら,5時間の林道歩きが待っているのでね…。

そんなわけで,今日は2時起きで3時出発とします。

また水は途中の千枚小屋と清水平で補給できるので,1 Lを持ってのスタートです。

外に出ると満天の星空

前日は17時に眠りについたワタシ。2時にシュラフを抜け出しました。トイレに行こうと外に出てみると,満天の星空!

小屋に戻り,同じく早立ちの準備をしていた方々に,小声で「晴れてます」とささやきます。

そして星空の写真を撮っておこうと,カメラと三脚を持ち出します。

夏の大三角と天の川

夏の大三角と天の川

夏の大三角と,たて座からはくちょう座にかけての天の川。地上景をあまり入れることができなかったなあ。セルフポトレをしてみればよかったな。

中岳避難小屋と天の川

中岳避難小屋と天の川

最後に,お世話になった中岳避難小屋と天の川をいっしょに撮りました。

朝早すぎて,素敵な管理人さんに挨拶できないのは残念だけど,2時55分に歩き始めます。

悪沢岳で迎えるご来光

暗い中,ヘッドランプを点けて歩きます。初めは荒川中岳と悪沢岳の鞍部へ向かう下りです。ここは難なく通過。

鞍部を過ぎると悪沢岳への登りになります。かなりの急登で,両手両足を使って登る岩場も何ヶ所か出てきます。靴一足分の幅しかないステップを頼りに岩を回り込むところもありましたが,注意して登れば大丈夫。

(この間,暗かったので写真がないんです…)

頂上に着いたのは4時15分,今日の日の出は4時50分。こりゃ早く着きすぎましたな。もうちょっと小屋でゆっくりしててよかったかもね。

ともあれ ここ悪沢岳は標高3141 m。この縦走の最高点になります。

朝焼けの空に富士山

朝焼けの空に富士山

寒いのでレインジャケットを羽織って日の出を待ちます。ブルーアワーの中,うっすら明るくなってきた東の空に富士山。

夜明けを待つ人々

夜明けを待つ人々

避難小屋でご一緒した方々も,夜明けを待っています。あたりを包むのは静寂と同時にワクワクするような気持ち。

…そしてずいぶん待ったよ,ご来光です!

ご来光

ご来光

ありがとう,無事に最終日を迎えることができたよ。まだ先はあるけどね。

富士山も朝を迎えました。雲海も見事です。おはようございます,フジッサーン! /^o^\

富士山も朝を迎えました

富士山も朝を迎えました

夜明けの悪沢岳頂上。みるみるうちに光に満たされていきます。

朝の山頂に来たものだけが味わえる,かけがえのない瞬間。

3日目を中岳避難小屋泊まりとして,4日目朝をここで迎える計画にして本当に良かった。

なんて贅沢な時間でしょうか。

悪沢岳頂上は岩が累々

悪沢岳頂上は岩が累々

ところでこの写真↑ね,「レンズの逆光耐性が」とか言いたくなりますが,そんなことはどうでもよいのです。この時間にここにいられたことが,何よりも大切なので。

さて,山頂の標柱には「荒川東岳」と記されており,標柱の根元に「悪沢岳」と書かれた看板が置かれています。

朝の悪沢岳頂上

朝の悪沢岳頂上

かの深田久弥は,この山を荒川東岳ではなく悪沢岳と呼ぶことにこだわっていたようですね。

僕自身は特に深田信者ではありませんが(深田恭子信者ではある),やっぱり悪沢岳と呼びたい気がします。だってちょいワル親父みたいでカッコいいじゃん。

ちなみに息子20歳は「ワルサワ岳って,ポーランドっぽいね」って言ってました (^ ^)。

悪沢岳から見る,朝の山々

ここ悪沢岳は標高3141 m,日本で6番目に高い山です。ここで迎える朝は本当に素晴らしい。

目に飛び込んでくる景色は筆舌に尽くしがたいものがあります。

赤石岳モルゲンロート

赤石岳モルゲンロート

さっきから三脚を立てて待っていたよ。赤石岳モルゲンロート。

巨大な山体が赤く染まる光景は,「これぞ南アルプス!」と言いたくなります。

間ノ岳,農鳥岳

朝の間ノ岳,農鳥岳

北には間ノ岳 (3190 m) と農鳥岳 (3026 m)。こんなに近く見えるようになりました。その右は鳳凰三山も姿を見せていますね。

あの向こうはもう甲府盆地なんだなあ…。

塩見岳と仙丈ヶ岳

塩見岳と仙丈ヶ岳

こちら塩見岳 (3047 m)。聖岳に着いた時からチラリズムで頭だけ見えていましたが,やっとその全貌があらわになりました。

塩見岳と重なるように見えているのが,「南アルプスの女王」こと仙丈ヶ岳 (3033 m) です。その右には鋸岳のギザギザ稜線を経て,甲斐駒ヶ岳 (2966 m) が見えています。花崗岩でできたその山肌が,白く輝いているのも視認できますね。

自分が南アルプスの真ん中にいるうれしさよ。あまりにも素晴らしい風景に声も出ません。

"影悪沢"

西を見ると,雲海に三角形の大きな影が映っています。これはどの山の影だろう?山頂にいる人たちの間で話題になったんですけどね。いま自分が立っている山の影が見えているってことなんだろうな,やっぱり。

ということで,これは「影悪沢」ですね。

すごいぞ,地球!

「お立ち台」のような岩の上で

やっほー。お立ち台のような岩の上に立って,一枚撮ってもらいました。

背景は赤石岳と荒川前岳,中岳。聖岳もチラッと見えているし,兎岳や中盛丸山も写っています。あの山もあの山もね,ぜーんぶ登ってきたんだよ!

悪沢岳をあとに

悪沢岳を後にして,先に進みます

朝の山頂を心から満喫しました。名残惜しいけど先に進みましょう。

椹島まで,標高差2000 mの下りです!

悪沢岳を下る

悪沢岳直下の下りは,巨大な岩からなるゴーロ帯。こんな岩一つひとつをとってもデカいんだなあ,ここは!

尾根通しに下っていくと,途中で「丸山」という小ピークを通過します。何気ない場所ですが,ここもまだ3000 mを越えている模様。

塩見岳と蝙蝠尾根

塩見岳から蝙蝠尾根が伸びています

塩見岳から長い尾根が伸びているのが見えます。蝙蝠尾根ですね。ここは波線ルートですが,気持ちの良い稜線だという噂。

この尾根の途中,間ノ岳・農鳥岳の手前に,もっこりとしたピークが見えます。

蝙蝠岳

手前の尾根の中央,もっこりしたピークが蝙蝠岳

ここが蝙蝠岳 (2865 m)。塩見岳から尾根を辿るほかに,椹島から辿る登山道もあるんですが,非常に遠いです。でも荒川三山や農鳥岳を望む絶好の位置にありますね。

笊ヶ岳

笊ヶ岳

特徴的な形の双耳峰が,谷を埋めた朝もやの向こうに見えています。笊ヶ岳 (2629 m)です。農鳥岳から南に伸びる,「白峰南嶺」と呼ばれる長大な尾根上にある一座です。

こちらも椹島から登ることができますが,かなりの難路のようで,地図には「危険」マークがいっぱい付けられています。

振り返ると悪沢岳

振り返ると悪沢岳

振り返ると,朝の光に満たされた悪沢岳。カッコいい山だなあ!

千枚小屋に泊まって,悪沢→赤石と辿る逆コースも楽しそうですねえ。

歩きやすい道が続きます

歩きやすい道が続きます

丸山を過ぎたあとは歩きやすい道が続き,快調なペースで歩くことができます。朝の空気の中,気持ちいいですよ。

岩峰と富士山

岩峰と富士山

とんがった岩峰があったので,富士山といっしょに一枚撮っておきましょう (^◡^)。

それにしても日本最高峰はやっぱりでかいな。

千枚岳へ向かいます

次のチェックポイントは千枚岳。椹島へ下る尾根上にある,2880 mの小ピークです。

丸山を下る

丸山を下る

丸山をゆるゆると下ってしばらく行くと,道の様子がちょっと変化してきます。

急斜面をトラバースする道。

行く手には白峰南嶺とその向こうに富士山。陽光がまぶしくなってきましたよ。

トラバース道

斜面をトラバースして道は続きます

この斜面はけっこう花が豊富で,タカネナデシコ,マツムシソウ,タカネビランジなどが咲いていました。

マツムシソウと笊ヶ岳

マツムシソウ,タカネビランジと笊ヶ岳

谷の向こうには相変わらず赤石岳がデカい。その上には空の青。足元にはマツムシソウの青。

マツムシソウと赤石岳

マツムシソウと赤石岳

トラバースが終わると,道は登りに転じます。千枚岳の領域に入ってきたわけですね。

その途中で振り返ると,ドーンと悪沢岳。だいぶ遠くなりました。

悪沢岳を振り返る

悪沢岳を振り返る

岩ゴツの道をしばらく登ると,唐突にハシゴが現れます。ここは何気に高度感があるので,3点支持を意識して登りました。

ハシゴ

千枚岳へのハシゴ

ハシゴを越えると程なくして千枚岳に到着です。

これが最後のピーク。もう登りはありません…と言いたいところなのですが,実はそうもいかないのです(どういうことなのかは,後々わかります)。

千枚岳に到着

千枚岳に到着

これまでに越えてきた山々でこの形の山頂標柱を見てきました。これは東海フォレストの山林を管理する会社「十全」が立ててくれたもののようです。そしてここ千枚岳の標柱が,この縦走最後のそれになります。

千枚岳から赤石岳

千枚岳から赤石岳

千枚岳から見る赤石岳。さっきとは少し角度が変わり,赤石と小赤石が並んで双耳峰のように見えています。奥多摩から見る赤石岳はこんなシルエットですよね。

塩見岳も背後になりました。この山旅も終わりに近づいています。

塩見岳の長い尾根

塩見岳の長い尾根

今回は聖,赤石,悪沢全ての山頂で好天に恵まれ,本当にラッキーでした。おまけに雨に一度も降られなかったので,今年の運を全て使い果たしてしまったかもしれない(笑)。

千枚岳から悪沢岳

千枚岳から悪沢岳

千枚岳から振り返る悪沢岳。あらためて見ると,この山もデカいですね。

悪沢岳は名前もいいし,山容もカッコいいし,眺めも素晴らしい。とても好きな山になりました。また来たいです(気が早いヨ)。

悪沢よさらば

悪沢よさらば

それでは千枚岳をあとにして,下山にかかります。

稜線上の眺めはこれでおしまいです。荒川三山よさらば!

下山にかかります

さてここからはスタコラと下っていきます。千枚岳から歩いていくと,程なく樹林帯に入りました。

森の主のようなダケカンバ

森の主のようなダケカンバ

森の主のように枝を広げるダケカンバの木。冬は風雪が厳しいんでしょうね。

幸いなことに,こんな歩きやすい道が続きます。うん,サクサクいきましょう。

背の低いダケカンバの林をゆく

背の低いダケカンバの林をゆく

まだ標高が高いので,道の両側のダケカンバは背が低いですね。

実は下りの道で岩の段差が続くようなら,タイムが巻けずにバスの時間が厳しいかも…と思っていました。でもこんな道なら行けそうです!

マルバダケフキの斜面

マルバダケフキの斜面

続いてマルバダケフキが密生した斜面を通過します。この草は毒があるようで,シカも食べません。奥多摩でも密生しているところがありますね。

夏の森の様相

夏の森の様相

木々の背丈がだんだん高くなってきて,あたりは夏の森の様相を呈してきました。

 

見晴岩を越えて,標高を下げていきます

今日はバスに間に合うように,自分なりにいくつかのチェックポイントを設定しています。ひとまず千枚小屋を7時までに通過したいと思ってたんですけどね。実際には,6時50分に千枚小屋。水は足りているのでスルーして通過します。

2500 m地点

「7/7 2500 m地点」

ここで「7/7,2500 m地点」の看板。椹島の標高は約1100 mなので,あと1400 mの下りです。どんどん行きますよ。

道の両側は,いつの間にかシラビソの林になっています。

雄大な稜線の風景と,この鬱蒼とした森。どちらも原始の香りをとどめています。これが南アルプス。

「コマドリ池」のベンチを過ぎ,さらに下ると「見晴岩」があります。下山路を少し外れますが,行ってみましょう。

見晴台から赤石岳

見晴岩から赤石岳

ここは2100 m地点。小高い岩の上から,赤石岳や荒川三山を望むことができます。椹島→千枚岳スタートの場合,ここで目指す山々にご対面となりますね (^◡^)。

見晴岩から荒川三山

見晴岩から荒川三山

見晴岩から30分ほど下ったところに,「清水平」という水場があります。沢から流れ出る豊かな水を,ここで補給します。ついでに顔をザブザブ洗ってさっぱりしました。

ここが千枚小屋〜椹島の中間地点くらいになります。

下山後半戦,最後に登り返し!

その後登山道は,一度林道を横切ります。そこからもう少し下ると,こんな道標がありました。地図上で「小石下」と記されているところのようです。椹島まで90分とな,ふむふむ。

「小石下」にて

「小石下」にて。椹島まであと90分

かなり下ってきたと見えて,気温が上がってきましたぞ。

続いて,こんな鉄製の階段が現れました。ここをトントンと下ると,登山道も階段状に整備されたところが続きます。

鉄製の階段

鉄製の階段が現れました

「人の手」が入っていることが感じられるようになってきましたね。ゴールが近いかな?

…と見せかけて,ここで現れるのが100 mの登り返し!それもこんな岩場の登りです。

登り返し

100 mの登り返しが出てきます!

実は,僕は事前の情報収集で,この登り返しの存在を知っていたんですけどね。知らないでここに来たら心が折られるかもしれませんね (^ ^;)。

岩場の途中で一瞬展望が開けて,荒川三山を望むことができました。ずいぶん遠く,そして高くなったなあ。さっきまであそこにいたなんて信じられない。

荒川三山

荒川三山が見えました

登り返しのピークは,この鉄塔が立っているところです。

鉄塔下

鉄塔下が登り返しのピーク

鉄塔下を11時に通過できれば御の字と思っていましたが,実際に着いたのは10時20分。

うんうん,順調に来ましたね。これならバスも大丈夫そうです。というわけで,ここでザックを下ろして休憩しました。

最後の下りです

鉄塔下から最後の下りとなりますが,ここが急なガレ場。時間に余裕ができたし,最後に怪我をしたらシャレにならないので,気をつけてゆっくり下ります。

木々の間に千枚大吊り橋が見えてきました。今度こそゴールが近いです!

千枚大吊り橋

千枚大吊り橋が見えた

南アルプスは吊り橋を渡って入山するところが多いですね。なんだか吊り橋が「山の世界」と「里の世界」を分ける結界になっているようです。そんなわけでこの橋を渡って,人里に出ます!

千枚大吊橋を渡る

千枚大吊り橋を渡って人里へ

続いてすぐに「滝見橋」。橋のたもとから,美しい釜を持った滝が流れ落ちているのが見えました。

滝見橋にて

滝見橋から

稜線上と違って暑いけど,この眺めは一服の清涼剤です (^◡^)。

椹島に到着!

滝見橋を渡ると林道に出ます。この林道をゆるゆると歩くこと15分,ようやく椹島ロッジに着きました。到着は11時30分。余裕を持ってバスの時間に間に合わせることができました。

椹島ロッジは南アルプス南部登山の拠点となっていて,食事をとったり南アルプスグッズを買ったりすることができます。そしてシャワーも浴びられるし,テントサイトもあります。

北アルプスの上高地みたいに華やかではないけどね。

椹島ロッジでソフトクリーム

椹島ロッジでソフトクリーム

僕もソフトクリームを食べたり体を拭いたりしてバスを待ちます。

バスに乗って畑薙駐車場へ

畑薙行きのバスは,受付の時に整理券をもらって,その番号順に乗り込むシステムです。運転手さんは4日前に上がってきた時と同じ方でした。

バスは赤石ダム,畑薙第一ダムを過ぎて下っていきます。運転手さんは道中の案内のかたわら,「若い頃は南アルプスの深南部をずいぶん歩いたんだ。深南部はけっこう面白いんだよね」なんて言います。近くに座っていた人が「見晴らしがいいんですか?」と聞くと,「いや見晴しは全然」と。

確かに深南部は深い森と藪に覆われた,一筋縄ではいかない魔境というイメージですね。むむむ,このおっさん,ただものではないな!

畑薙駐車場に到着

畑薙駐車場に到着

そして椹島から1時間,バスは畑薙駐車場につきました。ここで下山届を提出して,登山は全て終了です。

帰りの道中も大変です

さて,長々と山の中を歩いてきました。まず温泉に入って,汗を流したいと思います。入ったのはここ↓。「赤石温泉・白樺荘」です。

ikawa-shinko.wixsite.com

とろりとしたとてもいいお湯でした。いやあ,さっぱり。

そのあと再び細いクネクネ道を運転すること3時間近く。静岡市内に出たときは心底ホッとしました。次にこの山域にくるときはバスを利用しようかな。

富士川SAで食べたラーメンが美味しかった!

富士川SAで食べたラーメンが美味しかった!

高速に乗って,富士川サービスエリアで食べたラーメンがチョー美味しかったな。いっぱい汗をかいたから,水分と塩っ気を体が欲していたんでしょうね。

 

おわりに

ここを歩きたいと,ずっと思いを募らせていた南アルプス南部。一言でいうと「いろいろとすごかった!」

とにかくスケールが大きく,また山が深い。圧倒されるとともに,その大きく深い山に包まれるような不思議な感覚もありました。

今回は天気にも恵まれました。とてもよかったです。

また来たいけど,アプローチが大変です。次はバスでこようかな。

4日目記録

中岳避難小屋 (2:55) – 悪沢岳 (4:15–5:05) – 千枚岳 (6:20) – 千枚小屋 (6:50) – 見晴岩 (8:00–8:05) – 清水平 (8:40) – 鉄塔下 (10:20–10:30) – 千枚大吊り橋 (11:00) – 椹島ロッジ (11:30)

休憩を除いた総行動時間 7時間30分

 

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