新しいカメラを買いました。SonyのAPS-Cミラーレス,α6700です。
2019年にα6400を買った以来,5年使っての更新です。
まだ手元に届いて間もないので,設定をいろいろいじっている段階です。
撮影は試写程度しかしていないんですが,ファーストインプレッションを書こうと思います。
α6700を購入しました
α6700を購入するにあたって,α7Cii と少し迷いました。ボディサイズ,重量があまり変わらないんですよね。でもフルサイズ用のレンズは大きくて,山に持っていくときに大変そうです。それに高いし。
それで6700。動体撮影性能はこっちの方が良さそうだし。
注文してから届いたのは2日後。早いですね。いつもの「Sonyの箱」に入ってきました。
コンパクトなAPS-Cのカメラ,箱自体もコンパクトです。
箱を開けると,出てきたのはボディ本体とバッテリー (NP-FZ100),そしてストラップの3点。シンプルですね。
α6400についてきた充電アダプタとUSBケーブル,アイピースカップは省略されているようです。
充電アダプタとケーブルは手元にあるものを使うとして,アイピースカップが付いてないのはマイナスポイント。買わなきゃな…。
ボディ本体は,やっぱりコンパクトです。レンズがついていない状態で見ると「小さっ!」ってなりますね。α6400よりも,幅が2 mm大きくなっているそうですが,誤差範囲。
最初に液晶保護フィルムだけ貼って起きましょうかね。広瀬すずちゃんがCMやってるAGC素材ということで,これ↓ にしてみた(笑)
ファーストインプレッション!
それではα6700のファーストインプレッションを書いていきましょう。
このカメラのスペック等についてはこちらの記事で触れたので,主に触ってみての印象などを。
これまでに使ってきたカメラ3機種,NEX3,α6400,そしてα6700を並べてみましょう。ボディの厚みがだいぶ違いますね。というか,NEX3の薄さに今更ながら驚きます。
α6700の厚みは,最初「ん?」と思いましたが,すぐに慣れました(笑)。厚くなったのは,ボディ内手ぶれ補正(IBIS)が入ったためですね。
加えてα6700は,同6400に比べて,グリップが深くなりました。
持ってみると,手にしっくりなじみますね。とても感触がいいです。手の中でカメラの存在感が感じられてうれしい。
また,α6400にはなかった前ダイアルがつきました。
今のところ,前ダイアルに絞りを(ss優先モードの時はシャッター速度),後ろダイアルに露出補正を割り当てていますが,これはもう少し使ってみて考えるかも。
モードダイアルには,カスタム設定1, 2, 3 を割り振ることができます。それぞれ「風景写真用」「野鳥撮影用」そして「星景写真用」を割り当てようかな。
カスタムボタンの割り当ても考え中です。ボタンの位置が今までと微妙に変わっていて,咄嗟に指がその場所に伸びない…(汗)。
それから動画撮影用のRECボタンが押しやすくなっているのがいいですね。α6400のRECボタンは「マジか?」と思うくらいちっちゃくて,爪の先で押さなければならないくらいだったので…。
まあ動画撮影はあまり経験がないんですけどね。
さて,レンズをつけてみましょう。標準ズームの Vario-Tessar 16–70 mm Z をつけたのがこちら。かっこいい (^◡^)。
余談ですが,このVario-Tessar 16–70,ソニーストアでディスコンになっているようです。後継のレンズ,出ないかな。15–70 mm とかだとうれしいけど。16–80 mmでもいい。
α6400よりも90 gだけ重くなりました
α6700ボディは,バッテリー込みで493 g。これまで使ってきた6400よりも90 g重くなりました。実際手に持つと,存在感を感じます。
でもIBISがついて90 gの増加に抑えてくれたのは拍手です。バッテリーがNP-FZ100に変わって40 g重くなっているので(その分持ちもよくなっている),ボディは正味50 gしか重くなっていないと見ることもできますかね。
野鳥撮影で少しだけ使ってみましたが,望遠レンズ(SEL70350G)をつけて振り回しても問題ありません。
登山の時は…何か別のところで100 g程度軽量化しよう(クッカーを軽くできるかな)。
とりあえずの作例を
これからいろいろ撮ってみようと思いますが,とりあえずの作例を一枚。
梅の蜜を吸うメジロです。α6700の目玉機能,AI-AFの性能はいかに?というところですね。
被写体認識を「鳥」に設定することで,枝の上にいるウメジローの瞳にピントを合わせてくれました。鳥の目に合焦マークが表示されると「おおっ!」ってなります(笑)。
「フォーカスポイント追従」は「粘る」から「敏感」まで五段階で調整できます。この辺りの設定をどうするかなど,これから詰めていこうと思います。
もう一枚,「昼の月」。350 mm(FF換算 525 mm),ss 1/500 秒(トリミング)。
これ,仰け反った不安定な姿勢で,プルプルしながら撮ったんですけどね。IBISのおかげか,ブレることなくシャープに撮れています。ボディ内手ぶれ補正,いいかも。
さらばα6400
さて,α6700はマ◯プカメラで買いまして,6400を交換下取りに出しました。
さらばα6400。とても良いカメラでした。このカメラとともにいろんなところに行きました。
北アルプスの稜線で山の風景を撮ったり,福島で桜を撮り歩いたり,伊豆の海岸で星景写真を撮ったり。
野鳥を撮るときには,そのAF性能の良さにずいぶん助けられました。自分としては,α6400に育ててもらったような気分でいます。
α6400は今後も併売されるようですね。比較的安価ですし*1,これからカメラを買う人にも自信を持ってお勧めします。
*1 10万円前後する価格を「比較的安い」とするかどうかは人によって感じ方が違うでしょうが,最近カメラの価格が全体に上がっているのでね…。
おわりに
これからしばらく,α6700とともに歩んでいこうと思います。
このカメラで,いろんなものを撮りたいです。
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