近ごろ気になるレンズがあります
SonyのAPS-Cミラーレス α6400を使って,いつも「これでいいのかな?」と首を傾げながら写真を撮っているワタシ。
最近,「欲しいな」と思ってるレンズが3本ありまして。脈絡のない,とっ散らかった3本なのですが,おもむろに語ってみます。誰得な記事ですが,どうぞお付き合いください。
- 近ごろ気になるレンズがあります
- タムロンの広角ズーム 11–20 mm F2.8
- 中望遠単焦点 Sony FE85 mm F1.8
- 超望遠ズーム Sony E70–350 mm F4.5–6.3 G oss
- まとめ
タムロンの広角ズーム 11–20 mm F2.8
今使ってる広角レンズは12 mm単焦点
広角(もしくは超広角)レンズ,今は12 mm の単焦点を使っています。韓国SAMYANGの 12 mm F2.0 NCS-CS。
このレンズの一番の出番は,星空の写真を撮るとき。フルサイズ換算18 mmの画角はけっこう絶妙で,開放F2の明るさも星空撮影に重宝しています。
あと登山の時も,山の風景を広く撮るのに時々使います。山を歩く時は,基本16–70 mm の標準ズーム (SEL1670Z, 換算24–105 mm) をつけていますが,時々レンズを付け替えてね。
…で,気になるのはタムロンの広角ズーム
そんなわけで,今のところ広角は12 mm単焦点でけっこう満足してるんですが,今年タムロンからEマウントAPS-C用の広角ズームが出ましたね。
11-20mm F/2.8 DiⅢ-A RXD (Model B060)。広角側が11 mm(フルサイズ換算16.5 mm)スタートなので,星景写真を撮るときに,今よりも余裕を持って構図を作れそうです。
またテレ側が20 mmまであるズームレンズなので,山の風景を撮るときにとても便利そう。
解像度もいいという評価で,写りが良さそうですね。
いいですねえ。
ただ問題は開放F値が2.8で,SAMYANG 12 mmよりも一段暗いことかな。赤道儀に乗せるときには問題ないですが,固定撮影で星景写真を撮る時はやっぱりF2のほうがいいですね…。
んー,とても気になるけど,いったん保留かなあ…。
中望遠単焦点 Sony FE85 mm F1.8
次は明るい中望遠レンズ,FE85 mm F1.8 (SEL85F18)。α6400につけると,換算127.5 mmの画角になります。
一般的にはポートレートレンズということになるんでしょうか。スナップに使って「瞬間を切り取る」のも楽しそう。
ポートレートに興味はあるんですけどね。やっぱり「人」は最高の被写体だと思うし。モデルさんの当てはないけど…でも家族写真を残していくには最高のレンズかと思います。大きなボケを生かして,家族が背景から浮かび上がる様な写真が撮れそうです。花の撮影なんかにもいいかな。
…なーんて一般的なことは置いといて。
実はですね,このレンズを使って撮りたいものがあるんです。それは天体。
アンドロメダ銀河とかカリフォルニア星雲とか,そういう対象を絞った星空の写真を撮ってみたいんです。「星景写真」とは違う,「ディープスカイ」の写真ですね。
もちろんディープスカイを突き詰めて撮るには,もっと焦点距離の長いレンズの方がいいんですが,超望遠レンズを使った撮影だと僕の赤道儀では追尾精度が足りないと思われ*1 。 それにあまり大型のレンズは,強度的にも僕の赤道儀には載せられません(FE85 mm F1.8 は 371 gと軽量です)。
それでまずこのあたりのレンズで試してみたいんです。
*1 そういう撮影には追尾のズレを修正しながら赤道儀を駆動する,「オートガイダー」付きの大型赤道儀が必要になります。
ちなみに,このSEL85F18は安価な割になかなか評判が高いようで,「隠れGレンズ」なんていう人もいるみたいですね。そんな点からも興味があります。一度レンタルで試してみようかな。
超望遠ズーム Sony E70–350 mm F4.5–6.3 G oss
冬は野鳥撮影
冬になると,テント泊の登山は一休み(だって寒いんだもん。日帰りでは行くけどね)。山の写真もあまり撮れなくなります。
その代わりに撮るのが野鳥です。冬は木々の葉っぱが落ちて,木の枝に止まっている鳥が見つけやすくなるのです。冬になるとやってくる,かわいい渡り鳥もたくさんいますし。
今までは E 55–210 mm F4.5–6.3 ossを使ってきましたが…
野鳥を撮影する時は望遠レンズが必要になります。これまで野鳥撮影には,主に E 55–210 mm F4.5–6.3 oss (SEL55210) というレンズを使ってきました。テレ端がフルサイズ換算で315 mmです。
このレンズはSony EマウントAPS-Cのキットレンズにもなっているものですが,けっこうよく解像するのでまあまあ満足していたんですけどね。でも「もうちょっとテレ側の焦点距離が長ければなあ」と思うことがよくありました。特に体が小さくて警戒心の強い(近くに寄れない)カワセミを撮る時など。
気になるのはE70–350 mm F4.5–6.3 G
α6400で使える超望遠レンズといえば,これですかね。E70–350 F4.5–6.3 G oss (SEL70350G)。
実は去年の冬,一度レンタルでこのレンズを借りて使ってみたんです。するとこれがすごく使い勝手が良くて。
換算525 mmの焦点距離で遠くの鳥を捉えることができるのに加えて,すごく解像するんですよね。おまけに超望遠としては軽量・コンパクトなので,手持ちで振り回して,動きの速いカワセミを追うのも苦になりませんでした(上手に追えたかはまた別ですが 汗)。
この冬,このレンズで野鳥撮影ができたら楽しそうだなあって,ちょっと考えているところです。
まとめ
そんなわけで「今気になっているレンズ」と言いながら,広角ズーム,中望遠単焦点,超望遠ズーム…と脈絡のないセレクトになりました。「オマエはいったい何を撮りたいねん!?」と突っ込まれそうですね (^ω^;)
星景&山の風景(広角),家族&ディープスカイ(準望遠),野鳥(超望遠)。どれを撮るか,優先順位をつけて考えようと思います。んー,どうしようかなあ。
(これでおしまいです。自分語りの物欲記事にお付き合いいただき,ありがとうございました (^ ^;))
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