鳥海山を登った後は,岩手の義実家へ。義母といっしょに過ごします。
今年はお出かけしてのんびりしてこようかということで,三陸は宮古に行って,旅館で一泊してきました。海岸風景の素敵なところでした。
宮古市田老の「渚亭 たろう庵」
とても素敵なホテル,たろう庵
今回泊まったのは,宮古市·田老地区の「渚亭 たろう庵」です。
とても魅力的なwebサイトです↓
このホテルは,東日本大震災の津波で大きな被害を受けた「たろう観光ホテル」が前身。その後高台に移転して,リニューアルしたところです。
とても素敵なホテルで,すごーく快適でした。
ホテルはリアス式海岸の高台にあって,すぐ近くに「三王岩」と呼ばれる名勝があります。
奇岩に青松。潮騒が聞こえる,「風光明媚」という言葉がぴったりなところ。
こんなに素敵な部屋でした!
たろう庵に着くと,しっとりとした雰囲気で暖簾をくぐります。ホテルの作りは全体に「和」を基調として,随所にモダンなテイストが入っている感じです。
お部屋はこんなに素敵。広くて,建物がいくつかの離れに分かれているのでとても静か。
部屋にはマッサージチェアもあるし,オーシャンビューのバルコニーには保温・追い焚きのできるお風呂つきです!
お風呂上がりに海を見ながらくつろぐのは,極楽ごくらく。ずっとこうしていたくなりますね。
部屋にある南部鉄瓶も,「和モダン」な雰囲気を醸し出すのに一役買っていました。
これで淹れたお茶はひときわ美味しい (^◡^)。
南部鉄器は岩手の伝統工芸品ですが,最近は若い職人さんががんばって,いろんな色・デザインのものが生み出されています。盛岡のお土産屋さんを覗くと楽しいですよ。
三陸で朝活––朝の三王岩海岸
天気も良かったので,2日目の朝は早起きして,朝の三王岩海岸で写真を撮りました。
宮古は本州最東端の町。本州で一番速い夜明を迎えます。
ご来光とともに,三王岩に朝日が当たります。カッコいい岩。打ち寄せる波もダイナミック。
三王岩は,高さ37 m の「男岩」の両側に「女岩」と「太鼓岩」が寄り添う奇岩です。白亜紀の地層が波と風に削られてできた,自然の芸術品。
ここ三陸海岸は,典型的なリアス式海岸。朝の光の中,入り組んだ海岸が金色に染まります!
(急峻な山が海に落ち込んだような地形なので,海岸の遊歩道はアップダウンが激しく,息を切らしながらあちこち動き回っています 汗)
まだ気温が上がってくる前。潮騒を聴きながら迎える夜明けは気持ちいいですなあ。
朝日が昇ると,海面に金色の道ができます。
こうして三陸の朝は始まりました。神々しいまでに美しい風景でした。
たろう庵の夕食は,宮古の海産物を使ったフレンチ風ディナー
さてさて。夜明けの海の写真も出せたし,写真ブログ(なのか?)としては,これで終わりにしてもいいんですけどね。
たろう庵で食べた食事がめちゃくちゃ美味しくてですね…。
見せびらかしたーい!(笑)
そんなわけで,夕ごはんの写真をご覧ください。時系列が逆になりますが。
夕食は,宮古と近くの食材を使ったコース料理。新鮮な素材がとても美味しい。さらにちょっとフレンチ風のアレンジが加えてあって,とてもオシャレでした。
オードブル
オードブルは「宮古沖魚介のサラダ仕立て」。
タラのジェノバソース,シュウリ貝,マンボウ,真マス,ホタテ,ホヤ。あんずの食前酒つきです。「シュウリ貝」というのは,この辺りの言葉でムール貝のことね。
このオードブルが!新鮮な海鮮なんだけど,ひと手間加えてあってフランス料理っぽくなってるの。
もういっぺんに胃袋を持っていかれましたよ。特にホヤがフレンチの装いでおしゃれな味わいになっていたことに,すっごくビックリしました!
スープ
スープは「宮古産鮮魚のクリームスープ」。野菜入りガーリックバケット添えです。
魚のスープなのに濃厚な味わい。何の魚で出汁をとっているんだろう。
あっという間に飲み干してしまいました。「お次はまだかな?」ってお皿をチンチン!なんてことはしません,さすがに(笑)。
お造り
そしてお造りです。「宮古沖魚介盛り」。アイナメ,メジマグロ,マツダイ,宮古のトラウトサーモン,ホタテ!
これはもう何も言うことはありません。新鮮なお刺身,プリップリです!さすがに「世界三大魚場」,三陸の魚ですね。
そうそう,ここから日本酒に行っちゃいましたよー。お酒はお隣・岩泉町の「龍泉・八重桜」です。地元のお酒と地元の魚で過ごす宵は良い酔い。
旬(ウニ)
そして,出たぁ〜!「田老産殻つき生きウニ」。キタムラサキウニというウニだそうです。
スプーンで身をすくって,ペロリ。甘〜い!たまらーん!これは天国♪ というかこれだけで宮古に来た甲斐があるというものです(笑)。
一皿サービス:蒸しアワビ
ここで宿の方からコース予定にない一皿のサービス。蒸しアワビです。レモンソースとバルサミコソースが添えてある,オシャレな一品。
三陸はアワビも取れるんです。北三陸・普代村で育った妻は,小さい頃アワビをよく食べていたとのこと。流通の発達とともに各地に出回るようになり,今は高くなっちゃったけどね。
これも味わい深いですなあ。
肉料理
お次は肉ですよ。「岩泉産短角牛フィレのグリル」。ムータルドソース添えです。…ってムータルドって何ですかね? (^ω^)
こんな柔らかいお肉,食べたことなーい。モウ最高。
魚料理とご飯,お吸い物
そして締めに魚料理とご飯と腕ものが出てきましたよ。
「宮古産吉次のロースト(昆布の風味)」「田老産ひじきとごぼう合わせご飯(大葉風味)」「田老産ウニとマツモのお吸い物(椎茸,ゆず,青味)」。マツモのお吸い物,好きなんですよー。
吉次がウマーイ。そしてお吸い物の旨味が深い!これ,どうやって出汁をとってるんだろう。3年くらい厨房にお手伝いに入って,出汁の取り方を身につけたいかも(そんなに簡単に教えてもらえないヨ)。
うちに帰ってから,味噌汁を作るときにいろんな出汁を試してるこの頃です。
デザート
最後にデザートです。「フルーツとソルベ」。カシスのソルベです!
んもぉ〜,オシャレすぎるー!そしてカシスのソルベ,美味しすぎるー!(手足をバタバタ)。おっさんだけどソルベでニンマリしてもいいよね?
いやあ,本当に美味しい食事でした。ごちそうさまでした!
朝食も見せびらかしていい?
ついでに朝食も見せびらかしちゃいます(笑)。
朝ご飯でも地元のイクラとかヒラメのお造りとか,美味しいものいっぱい!タコのしゃぶしゃぶも最高でした。
昨晩お腹いっぱいになったのに,どうしてこんなに食べられるんだろう。
そういえば,おとなり岩泉町のヨーグルトがついてたんですけどね。かの大谷翔平くんが「好きな食べ物」を聞かれて,「田野畑ヨーグルト」と答えたらしいんですよね(田野畑村は宮古のもう一つの隣町ね)。すると,田野畑ヨーグルトがあっという間に品薄・入手困難になったんだとか。恐るべし,オオタニさん!
ちなみに,いま岩手はスポーツ選手で盛り上がってるんですよ。大谷くんだけじゃなくて,菊池雄星くん,佐々木朗希くん,小林陵侑くん。
盛岡に帰ったら,やっぱり冷麺だべー
お昼ご飯は冷麺です
さて たろう庵をチェックアウトし,宮古の魚市場に寄ったりしてから盛岡へ帰ります(魚市場の話は別記事で)。
盛岡に着いたらなんだかね…早くもお腹が空いてきましたね(こらー)。お昼ごはんにしましょうか。
お昼ご飯は冷麺です。お店は盛岡っ子ならみんな知ってる「ぴょんぴょん舎」。
辛味を足したり酢を入れたりして,途中で味変しながら食べるのがオススメ♪
いやあ,食べた食べた。
盛岡三大麺類って知ってるかい?
ところで盛岡には「三大麺料理」というのがあります。それは…
- わんこそば
- 盛岡冷麺
- じゃじゃ麺
わんこそばは有名でしょうかね。お姉さんが「はいどんどん♪」と言いながら次々にそばをよそってくれる,アレです。お椀に蓋をするまで食べ終わりにできないよ!
冷麺は,最近いろんなところで食べられるようになってきましたね。初めて食べた時には,その歯応えに驚愕したものですが。
じゃじゃ麺は知る人ぞ知る,盛岡のソウルフードです。肉味噌をうどんに絡めて食べる。知ってるかい?
おわりに
三陸海岸の風景と素敵なホテル,そして美味しい食事。宮古で過ごす休日は最高でした。
「渚亭 たろう庵」は本当に居心地のいい宿でした。いいお値段ではありますが,ちょーオススメです!
ご両親を連れて行ったり,ご家族の節目の旅行に行ったりしてはいかがでしょう。
リアス式海岸の潮騒があなたを待っています。
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