8月21日から,3泊4日で北アルプスを歩いてきました。
コースは新穂高-双六小屋-鷲羽岳往復-西鎌尾根経由で槍ヶ岳-槍沢コースで上高地へ下山です。
ほぼ予定通りに歩いてきましたが,全体を通して,あまり天候には恵まれなかったかな…。
一日目記録
新穂高出発 06:45 – わさび平小屋 07:59 – 小池新道入り口 08:35 – 秩父沢 09:28 – 鏡平小屋 11:53 – 弓折乗越 13:25 – 双六小屋 14:50
新穂高から入山
20日の夜,新宿発の夜行バス「毎日あるぺん号」に乗って新穂高へ向かいます。
夜行バスは相変わらず眠れません。でもこれはしかたがないかな?と半分あきらめています。
入山初日の天気予報は雨。
「最初からレインウェアを着込んで登るのはテンションが下がるなあ」と思いながら,新穂高に降り立ちました。
…お?曇ってはいますが,降っていないようです。これはラッキー。
登山届けを提出し,おにぎりを一つ頬張ったら,沢沿いの道を歩き始めましょう。両側に,水蒸気を纏った山々を見ながら歩いて行きます。
1時間ちょっと歩くとわさび平小屋。穂高の沢の水で冷やされた果物や野菜,ラムネが冷やされています。これは山の花手水や!
先を急ぐので食べませんでしたが(この段階でゴミが増えるのも困るしね),トマトにかぶりついたら美味しいだろうなあ!見た目にも涼しげです!
さらに少し歩いて「小池新道」に入ります。,双六小屋まで,標高にして1500 mほど登っていくことになります。
小池新道を登る
ここから長い登りになりますが,小池新道はとてもよく整備されていて,歩きやすかったです。
わさび平から3時間半歩いて(割としんどかった),鏡平小屋に到着です。
この雲の向こうには槍ヶ岳が聳えていて,天気が良ければ鏡池に映った「逆さ槍」が見られるところですが。
今は厚い雲を映すのみ。うーん残念!
鏡平小屋を過ぎるとしばらく急な登りが続いたあと,登山道は双六岳と笠ヶ岳を結ぶ稜線へ向かって伸びるようになります。
登山道が稜線に飛び出したところが弓折乗越。ここを過ぎると,しばらく標高2600 m の稜線歩き。ハイマツの中をたどって行きます。
そして樅沢岳の山腹を巻くように歩くと,双六小屋が見えてきました。双六岳と樅沢岳の鞍部に立っています。
14時50分に小屋到着。道中時々パラパラっと来ましたが,ここまで濡れることなく上がれたのはラッキーでした。
双六小屋テント場にて
小屋についたらさっそくテント泊の受付です。
「2泊したいんですが」と言うと,スタッフの若いお姉さん(アルバイトの学生さんかな?)が「悪天候でもキャンセルはできないので,1泊ずつの受付にされてはどうでしょう?」と言います。
そこで僕が「明日は鷲羽岳を往復してくる予定なんですけど,張ったままでもいいですか」と聞いたら,お姉さんは笑顔で「もちろん!」と言ってウインク&サムアップ!
ひゃあーカッコいい!惚れてまうやないか!(笑)
そんな好印象で始まった山の夜。双六小屋は快適なテント場でした。設営した当初は曇りがちでしたが,これから晴れてくる予報です。
小屋で買ったチューハイを飲みながら晩ごはん。ビールを飲むとトイレに行きたくなるので,最近はチューハイが多いかも(←だから飲まなければいいじゃん!)。
お腹も膨れたところで,19時にはシュラフに入りました。気温はけっこう下がっていたようですが,ダウンシュラフのおかげで暖かく眠れました。
明日はテントを張ったまま,鷲羽岳を往復してくる予定です。
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