ショックコードが伸びちゃいました
山でテント泊をするときは,モンベルのステラリッジドーム2型を使っています。このテントはなかなかいいですよ。ソロで行くときも快適だし,ちょっとキツいけど2人で寝ることもできます。
ステラリッジ2型に2人で寝た山行の話はこちら↓
快適に使ってきたステラリッジテントですが,数年使っているうちに,ポールのショックコードが伸びて,弾力がなくなってしまいました。
これでも張れないことはないですが,かなり不便です。
それで,ショックコードの交換をすることにしました。この作業は,自分で簡単に行うことができます。
以下,忘備録を兼ねて,その手順を記していきます。
ショックコードを買ってきます
まずモンベルショップに行って,ショックコードを買ってきました。お店で「ステラリッジ2型使います」と言うと,ショックコード用のゴム紐をちょうどいい長さに2本切ってくれます(両端は火で炙ってほつれないようにしてくれます)。値段は 1 m あたり56円だったかな。
これを使って修理にかかります。
古いショックコードを外します
ステラリッジ2型テントのポールはこれ。今からこれを直していきます。
数年使ってきて,ショックコードは伸びきっています。もうビロビロですわ。
まず,一番端となるポールの先端金具を外します。この金具はねじ込み式になっているので,くるくる回せば引き抜くことができます。
この金具にショックコードが繋がっています。見たところ金具はフック型になっていて,コードがここに引っ掛けられていたので,これを外しました。
結び目をハサミで切り落として…
ショックコードをポールからするすると抜いていきます。
最後は,反対側の端の金具もポールから外して,古いショックコードを抜き終わりました。こちらの金具からも,フックにかかっている古いコードを外しておきます。
新しいショックコードを通していきます
古いコードを外すことができたので,次にポールに新しいショックコード を通していきます。
まず,先端金具にショックコードを結びつけます。結び方は,しっかり固定できれば何でもいいのでしょうが,古いコードがブーリン結びで繋がっていたので,それに習うことにしました。
結び目をきっちり締めたら,そのショックコードを一番端のポールに通します。
結び目もポールの中に押し込んで,金具をしっかりねじ込みます。
続いて他のポールにもコードをどんどん通していきますが,この時ポールをつなぎながら通すようにすると,ポールの向きを間違わずに済みます(笑)。
こうしてショックコードを通しながら,ポールをどんどん繋いでいくと…あと2本程度残したところで,残りのコードがポール一本分よりも短くなります。
このままでは残ったポールにコードを通すことができないので,ショックコードを伸ばして引っ張り出し,クリップで止めます。
こうして長さを確保したショックコードを残りのポールに通し,その終端を最初と同じように金具にブーリン結びします。
最後に金具をポール終端にねじ込み,途中で仮止めしたクリップを外せば作業完了です!
これをもう1セットのポールに対しても行います。
こうして,ショックコード交換が無事終わりました。作業は正味30分もあればできると思います。
ショックコードを新しくしたら,弾力が戻ってきました。これはいい!…っていうか,最初はこんなだったんですよね。なんだか地味にうれしいかも。
まとめ
ショックコード交換は行ってみれば簡単です。くたびれてたテントが復活したようで,気分がいいです。
これでテント設営が捗りそうです (^◡^)
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