野川を歩いてきました
緊急事態宣言下の最近は在宅で仕事をすることが多いのですが,たまに出勤する日があります。仕事先のすぐ近くには野川が流れています。
ここ野川は調布市,三鷹市などを通って流れる川で,東京都内としては珍しく小川のほとりをのんびり歩くことができて,楽しい散歩ができます。
また野川にはカワセミをはじめとした様々な野鳥が住み着いているので,彼らに会うのも楽しみです。
そんなわけで仕事を早々と終わらせて,野川の川べりをカメラを持って2回ほど歩いてきました。するとかわいい野鳥にたくさん出会うことができました。
カワセミ
最初,この記事は「カワセミを撮りに行く・その3」というタイトルにしたかったんですよ。実際川べりを歩いていると,何度もカワセミに出会ったのですが,なかなかうまく撮ることができません。だってアイツら,川に沿って超高速で飛んでいくんだもん。
もう少しいい写真が撮れたら,あらためて書いてみようかな,と。
何枚か撮ったんですが,とりあえずこんな感じ。それにしても美しい鳥です。
セキレイ
野川の水辺では,セキレイが遊んでいます。このうちハクセキレイはうちの近くでもよく見かけますが,やっぱりセキレイには水辺がよく似合います。
ハクセキレイ
自宅の周りでもよく見かけるハクセキレイ。尻尾をヒョイヒョイ振る様子は,ここ野川のほとりでも同じです (^◡^)。「おーまた会ったな!」と言いたくなるお馴染みさんですが,水辺にいると優雅に見えるから不思議です。「白鶺鴒」と漢字で表記したくなりますね。
セグロセキレイ
少し歩くと,川でセグロセキレイが遊んでいました。黒と白のツートンカラーは精悍な感じがします。
石から石へとぴょんぴょん飛んでいます。セキレイはみんな身軽ですね。
キセキレイ
こちらはキセキレイ。体の一部に黄色い色がつくだけでプレミアム感が出るから不思議です。きれいな鳥です!キセキレイは,実は初見でした。
飛翔する姿を撮ることができたのでうれしかったな。
飛翔する鳥の撮り方はこちら↓
ジョウビタキ
対岸の木の枝にカワセミが来るのを待っていると,僕のすぐ横の枝にジョウビタキが飛んできてとまりました。そちらを見ると,目の前で「ヒッ ヒッ♪」と鳴いています。
ジョウビタキって本当におっとりした鳥で,目の前まで飛んできたりします。そしてカメラを向けて写真を撮っても逃げません(こころなしか顔もおっとりしているように見えます)。このあたり,シジュウカラやカワセミにも見習ってほしい (^ ^;)
そんなおっとりした性格もあって,ジョウビタキは好きな小鳥です。冬になるとやってくる渡り鳥ですが,会えるとうれしい (^ ^)
今回出会ったのはオスだけでした。次はメス(おジョウちゃん)にも会えたらいいなあ。
エナガ
小鳥の中でもとびきり可愛いエナガ。小さな体に長い尻尾,そしてつぶらな瞳。ときどき冬の林で見かけますが,いつ出会っても「かわいい〜」ってなります (^◡^)
この日は何かふわふわしたものを口にくわえて飛び回っていました。巣作りに使うのかな?ところでちょっと痩せてるね,キミ。
エナガの巣はどんなのか見てみたいけど,彼らにとって大事なところだと思うから,探したりはしません。
モズ
ジョウビタキが飛んで行ったあと,またオレンジ色の鳥が来たなあと思ったら,モズ。この日はモズが入れ替わり立ち替わり姿を見せていました。オスとメスのペアで枝にとまったりしています。
モズも比較的警戒心が強くない鳥なのかな?近くからアップで撮ることができました。体は小さいけど,くちばしが鋭く尖っているのは特徴的ですね。
かわいい顔して肉食系。
シジュウカラ
遭遇することは多いけど,実は撮るのが難しいシジュウカラ。白いほっぺに抹茶色の背中。すごくきれいで,好きな鳥なんですけどね…。
この日もずっと声は聞こえていたし,飛び回っているのも何度か見かけたんですが,近くにとまったのは一度だけでした。
まとめ
長くなってきたので(というか写真が多くなってきたので),スズメくらいの大きさの小鳥を取り上げたところでいったん終わりにします。次の記事で,野川で出会った少し大きめの鳥と水鳥を取り上げたいと思います。
今回,他にはコガラとアオジを見かけましたが,うまく撮れませんでした。
またメジロは見かけなかったんですが,彼らは例によってどこかの梅林に蜜を吸いに行って,ウメジローになっているのかな (^◡^)
それにしてもここは東京にいることを忘れてしまいそうなくらいのんびりしたいいところです。
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