2022年,あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年のお正月は,2年ぶりに義実家の岩手に帰省しました。短い滞在で,観光は特にしなかったのですが,その間のスナップなどを少々。
- 雪が多く,寒い冬です
- 義実家の周りはりんご畑
- 岩手銀行赤レンガ館@盛岡
- おせちを食べてのんびりと
- 白鳥さんに会いたくて
- 盛岡三大麺類を食す
- 岩手を旅した際には,お土産に南部鉄器をどうぞ
- そんなわけで,今年もよろしくお願いします
雪が多く,寒い冬です
今年は冷え込みが厳しく,また雪の多い冬を迎えています。特に1月2日の夕方〜夜にかけて,どっさり雪が降りました。
近所の公園の雪だるまも雪をかぶって寒そう(オラフみたいにあったかいと溶けちゃうから,これでいいのか?)
空を指差す,未来志向の雪だるまです。
重たい雪だったので,次の日の雪かきは大変!むちゃくちゃ疲れたので,これをもって筋トレに変えます(笑)
義実家の周りはりんご畑
りんご畑まで歩いてみます
義実家のある紫波町はフルーツの里。義実家の周りにはりんご畑が広がっています。
長靴を履いて,うちの裏手の休耕田を歩いて行ってみましょう。
りんごの木は,空に向かって枝を広げます。来たるべき実りの季節にそなえて。
紫波中央駅前のイルミネーションもフルーツがモチーフ
紫波中央駅前にはイルミネーションが飾られていました。前からやってみたかったやつ。
冬のイルミネーションは,やっぱり周りが雪景色の方が雰囲気が出るなあ。
「フルーツの里」を表現したイルミネーションもあります。ニッコリしているのは,これも紫波町の名産,ラフランス梨。
2枚目は普通に撮った方がよかったかな…?
岩手銀行赤レンガ館@盛岡
岩手の中心都市盛岡は,北上川の流れる,静かな雰囲気のきれいな街です。
盛岡には岩手城址,石割桜,鬼の手形など名所がいくつかあります。その中でこれもランドマークの一つ,岩手銀行赤レンガ館。
明治44年に完成した建物で,国の重要文化財に指定されています。東京駅を設計した建設事務所によるものだそうです。そういえば雰囲気が似ていますかね。
おせちを食べてのんびりと
岩手・三陸の海産物たっぷりのおせち料理をいただきます
お正月はのんびりとおせちを食べて過ごしました。食べすぎたような気もするし,酔っ払いすぎたような気もしますが,気のせいでしょう(笑)
妻はもともと沿岸部(普代村)の育ちなので,義実家では海のものをよく食べます。イカに数の子を詰めた「子持ちイカ」が美味しい!お雑煮にも途中でイクラを入れたりします。
写真を撮るのを忘れましたが,普代の郷土料理 (?),タラを丸ごと一匹水煮にして,大根おろしで食べるものもいただきました。
おせちの後は,抹茶とお菓子。いいですなあ。
デザートは息子作のチーズケーキ
岩手に行く前に,息子17歳が「ばあちゃんにケーキを作ってあげよう」と言ったので,義実家近くのスーパーで材料買い出し。
2日のお昼,僕がおせちを食べながら酔っ払っている間に作ってくれました。ブルーベリーのベイクドチーズケーキです。
紅茶を飲みながらまったり。ごちそうさま♪ おばあちゃんも喜んでたぞ。
息子よ,オマエなかなかやるな。
白鳥さんに会いたくて
五郎沼に行ったけど…
紫波町のはずれに「五郎沼」があります。ここは白鳥の飛来地。白鳥さんに会いたくて,今年も早起きして行ってみました。
夜明け前に五郎沼に着いたけど,鴨しかおらん。
今年は寒すぎて,沼がガッチガチに凍ってるからかなあ。もっと暖かいところまで飛んで行ったのかな?
2年前に五郎沼で白鳥にあってきた話↓
紫波町役場旧庁舎
五郎沼の帰り道,紫波町町役場の旧庁舎はどうなっているのかな?と様子を見てきました。以前はここに町役場とともに建っていたのですが,役場が紫波中央駅の近くに移転したので。
行ってみると,旧庁舎は一部囲いで覆われていたけど,まあそのまま。解体の予定はないということなので,このままここで保存されるのかな?(周りが整備されるんでしょうか?どうなるのか楽しみです)
紫波町役場旧庁舎は明治31年頃に完成した建物で,設計者・施工者は現在不明とのことです。昨年春に岩手県の有形文化財に指定されました。
盛岡三大麺類を食す
盛岡には「三大麺類」なるものがあります。わんこそば,盛岡冷麺,じゃじゃ麺です。
わんこそば…のかわりの天ざるそば
盛岡三大麺類の中では,わんこそばが一番よく知られているでしょうか。「食べ放題」というより「食べやめさせてもらえない」。はいどんどん♪
チャレンジするときはお腹のコンディションを念入りに整えてから行く必要があるので(笑),今回は普通の天ざるそばで,気分だけわんこそば。
十割蕎麦で喉越しつるつる。美味しいですよ (^◡^)
岩手では八幡平市の安代あたりが蕎麦の産地ですね。雪が多くて安比高原などがあり,冬はスキーで賑わうところ。
盛岡冷麺はコシが命
2つ目は盛岡冷麺。最近はいろんなところで食べられるようになりました。コシが命,歯ごたえたっぷりの一品。
食べたのは紫波町日詰にある「よかろ」というお店です。ここの焼肉は美味しいですよ!帰省するたびに毎回行っています。今回は写真を撮るのを忘れたので,以前行った盛楼閣の冷麺を(このお店も美味しいですよ!盛岡駅前にあってアクセスも抜群)。
焼肉を食べたところに,冷麺の酸味と辛味がうれしい。
じゃじゃ麺を知ってるかい?
盛岡三大麺,最後の一つはじゃじゃ麺。多分全国的にはあまり知られていない,地元グルメです。
細めのうどんに独特の風味を持つ肉味噌を絡めて食べます。
普通なら肉味噌を残さず,きれいに食べるのがお行儀のいい食べ方なんでしょうが,じゃじゃ麺は肉味噌をお皿に少し残して食べ終わるのがコツです。それは食べ終わったお皿に玉子を一つ割り入れて,お湯を注ぐと美味しいスープになるからです。このスープは「ちーたんたん」といいます。
じゃじゃ麺の元祖は「白龍(ぱいろん)」。以前は市内に一軒だけある小さな店だったのですが,今は駅ビル(FES"AN)にも出店しています。
銀河鉄道に乗って,じゃじゃ麺を食べに行こう。イーハトーブ。
岩手を旅した際には,お土産に南部鉄器をどうぞ
岩手のお土産もいろいろあります。お菓子なら南部せんべいやかもめの玉子が定番。
南部鉄器は岩手のシンボル的存在です。盛岡駅には巨大な南部鉄瓶が置かれているし,風鈴も涼やかな音色を奏でます。最近はモダンなデザインの鉄瓶も作られています。
描かれているふくろうは宮沢賢治の世界観を表しているんでしょうね。「かしわばやしの夜」とか「貝の火」とか(紫波のおとなりの町,花巻の市鳥はふくろうです)。おうちにこんなの一ついかがですか?
そんなわけで,今年もよろしくお願いします
のんびりとお正月を過ごしました。寒いけど,雪景色は僕にとって原風景。岩手から戻ってきて,少し寂しい思いをしています。
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