「星空」に関する記事
木星と土星,400年ぶりの大接近 今月,西の空では木星と土星が大接近しています。最接近は21日,ちょうど冬至の日で,その間隔はわずか0.1度!満月の直径が約0.5度ですから,その5分の1まで近づくということです。 木星と土星がこんなに近づくのは400年ぶり…
前記事「【奥多摩・鷹ノ巣山】酷暑の奥多摩山歩き。アブにやられてさあ大変!」の続きです。 www.sunsunfine.com 8月19日ー20日に,奥多摩の鷹ノ巣山に登ってきました。新型コロナの流行が収まっていない中,都民の一人としては都県境を越えずに登山をしよう…
天球と黄道,白道 地球は太陽の周りを公転していますが,地球から見ると,太陽が私たちの周りを回っているように見えます(地球が自転しているから太陽が一日一回転するという話ではなく,公転に関する話です)。 地球から見た空を球体と見立てた時,その球…
星の撮影について,今までいくつか記事を書いてきました。この記事では,星の日周運動(スタートレイル)を写す方法 について書いてみます。こんな写真↓です。「星ぐるぐる」ってやつですね (^ ^) スタートレイル星ぐるぐる! 比較明合成を使います 比較明合…
星景写真,特に天の川の写真を撮った時に,「もう少し天の川をくっきりと浮かび上がらせたい」と思うことがよくあります。その時に使うと便利なのがフォトショップの「トーンカーブ」です。ここでは天の川を浮かび上がらせるために,僕がどのようなトーンカ…
前回の記事「そうだ,赤道儀作ろう!(その3):モーター駆動型ポータブル赤道儀の自作(後編)」の続きです。 www.sunsunfine.com 赤道儀を回すと地上景がブレる… 日周運動で動いていく星を長時間露光で写すには,赤道儀で星を追尾する必要があります。赤道…
前回の記事,「そうだ,赤道儀作ろう!(その2):モーター駆動型ポータブル赤道儀の自作(前編)」の続きです。 www.sunsunfine.com 前回はステッピングモーターを回す回路を作り,モーターの回転を減速する歯車を組み合わせたところまで書きました。これを…
市街地から離れた山などで,きれいな星空の写真を撮るのはとても楽しいです。でもひとつ問題があります。 夜空の星は日周運動によって動いています。この動きは思いのほか速く,露光時間を長くとると星は線になって写ります。暗い星まで写すために長時間露光…
甲斐駒が気になる 中央線や中央道で信州方面に向かうと,甲府を過ぎたあたりで左側に見事な姿をした山が見えてきます。甲斐駒ケ岳です。標高2966 mのこの山は,南アルプスの北端に位置しています。 岩の塊が地面からニョキニョキニョキッ!と盛り上がってき…
前回の記事「【北アルプス】息子14歳と登る白馬岳 (2):大雪渓を登って白馬の稜線へ」の続きです。 www.sunsunfine.com 西に傾く夏の天の川 昇ってくる秋〜冬の天の川 白馬にかかる天の川のアーチ 息子にもこの星空を見せたいのです 白馬頂上宿舎のテント場…
以前,「固定撮影で星空を撮ろう」という記事を書きました。空がきれいなところなら,固定撮影でも十分にきれいな星景写真が撮れると思います。でも撮っているうちに,「もっと暗い星まで写したい」「天の川をもっと淡いところまでくっきり写したい」と思う…
今夜は七夕です。でもあいにく梅雨時で,どんよりした天気が続いています。 この週末は新月期ということもあって,梅雨の晴れ間があったら山に行きたいと思っていましたが,やっぱり晴れないようです。織姫と彦星は一年に一度の逢瀬を楽しむことができている…
以前「星空の写真を撮ろうよ」という記事の中で,「月の照っている夜は空が明るいので星空の写真は撮りにくい。月のない夜が狙い目!」ということを書きました。それでは月の夜は楽しみがないのでしょうか? …そんなことはありません。月の夜は,月を撮れば…
街灯のない山間部に行って夜空を見上げると,満天の星空に感動してしまうことってありますよね。あの星空を写真に収めたいと考えたことはないでしょうか。 星空の撮影は,パシャッ!と撮っておしまいとはいかない面があるのですが,ポイントを押さえれば誰に…
前記事「外房・大波月海岸に行って,天の川を撮ってきた!」の続きです。 www.sunsunfine.com 大波月海岸で天の川を撮影した翌日は,御宿を出て埼玉・行田のさきたま古墳公園に向かいました。東京では桜も盛りを過ぎて来ましたが,行田あたりではちょうど見…
4月初めの新月期に,千葉・外房へ星の撮影に行ってきました。ねらいは「昇ってくる夏の天の川」です。 僕は,星を撮るときには山に登ることが多いのですが,今回は珍しく海へ。だって寒いんだもん。 外房へは,特急わかしおに乗って行けば快適ですが,家族を…